【難読漢字】地名当て だるま夕日が美しい
全国には数多くの難読地名が存在します。うっかり読み間違えて恥ずかしい思いをした人も多いはず。
本コーナーでは、読み間違いが多い難読地名を名前の由来だけではなく、特産品や地元グルメ情報とともにご紹介します。
文、画像/おと週Web編集部
【写真ギャラリーで読み方を当てよう】 何問わかる? 過去に出題された難読漢字の読み方に挑戦!!
難易度:★★★★☆
■難読漢字、地名編の正解はこちら
正解:すくも
宿毛は、高知県の南西部に位置し、愛媛県と接する市です。
古代の人々は、枯れた葦(アシ)のことを「すくも」と呼び、かつて宿毛市の中心地は葦が生い茂る大湿原だったことからこの地名となったといわれています。
冬の夕刻の太陽が海に沈む直前に、海面に写った太陽と、本物の太陽がつながって「だるま」のように見える、宿毛湾の「だるま夕日」は、11月初旬から2月中旬にかけて見られる蜃気楼の一種です。これを目当てにこの地を訪れる観光客も多数です。
2020年に農林水産大臣賞を受賞した山本畜産が育てたブランド豚「ケンボロー豚」、幻の柑橘といわれる「 直七(なおしち)」の果汁と国産の実山椒を使って作られた調味料「黒きび」やポン酢、ドレッシングなどもこの地域の特産品として知られています。
また、この地で栽培される「土佐文旦」「宿毛小夏」は、贈答用のフルーツとしても人気となっています。
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