ロッテ・佐々木朗希【写真:荒川祐史】

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佐々木は球団を通じて「世界一の選手になれるよう」とコメント

 ドジャース最有力と言われているロッテの佐々木朗希投手に敏腕コラムニストが注文をつけた。ロッテは9日、ポスティングによるメジャーリーグ(MLB)挑戦の容認を発表。佐々木が世界一の選手を目指すことに対し、「ロサンゼルス・タイムズ」のディラン・ヘルナンデス記者は「オオタニを倒さないといけないのでは」と反応した。

 佐々木は球団を通じて「今回背中を押していただいた皆さまの期待に応えられるように、マイナー契約から這い上がって世界一の選手になれるよう頑張ります」とコメントを発表した。2022年には史上最年少での完全試合を達成した令和の怪物が大舞台に挑戦する。

 労使協定では、25歳未満の海外選手は契約金や年俸に制限があり、マイナー契約からスタートとなる。今季最も多くのボーナスプールを残しているのはドジャースで約250万ドル(約3億8500万円)。大谷翔平山本由伸両投手もいることから、ドジャースが最有力米複数メディアが報じている。

 一方でヘルナンデス記者はドジャース加入に疑問も。自身のX(旧ツイッター)でロッテの発表に引用する形で、「ロウキ・ササキは世界最高の選手になりたいと語った。世界最高になりたいなら、ただオオタニのチームに加わるというよりかは、むしろオオタニを倒さないといけないのではないか」とコメントした。(Full-Count編集部)