打撃練習に汗を流す谷川原

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 ◆ソフトバンク秋季キャンプ(9日、筑後)

 右頰骨の整復手術を受けたソフトバンクの谷川原健太捕手(27)が5日から合流し、連日汗を流している。

 10月13日のみやざきフェニックス・リーグ、日本独立リーグ選抜戦(都城)で、セカンドアップ中に相手チームの送球が右側頭部を直撃。14日に右頰骨(きょうこつ)弓骨折観血的整復術を受けた。

 その後、福岡県筑後市のリハビリ組で調整し、5日からキャンプに合流した。「入院で体重が2キロくらい増えた。(キャンプでは)特にフィジカル面を鍛える」と話す。練習では「顔に衝撃を上げないようにしてやっている」としながらも、他の選手とほぼ同じメニューをこなしている。

 昨季は外野や代走で1軍に61試合出場。捕手一本で臨んだ今季は9月下旬から4試合に出場し打率4割4分4厘だった。「あまり1軍の試合には出られなかったけど、(2軍で捕手の)経験を積めたことはよかった」とうなずく。

 「来年は28歳になる。開幕1軍とスタメン出場、そして年間を通しての出場を目指す」。10年目の来季へ向け、攻守ともに体を鍛え上げる。(浜口妙華)