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 ロッテは9日、佐々木朗希投手(23)について、ポスティングによる米国メジャー・リーグ・ベースボール(MLB)球団への移籍に向けた手続きを開始することを発表した。海外FA権を持たない選手が大リーグ移籍するための制度で、申請手続き後に全30球団に告示され、入団交渉が可能になる。

 挑戦を認められた佐々木は球団を通じてコメントを出した。

 「入団してからこれまで継続的に将来的なMLB挑戦について耳を傾けていただき、今回こうして正式にポスティングを許可していただいた球団には感謝しかありません」と感謝の意を表明。「ロッテでの5年間はうまくいかなかったことも多かったですが、どんな時もチームメート、スタッフ、フロント、そしてファンの皆様に支えられながら、野球だけに集中してここまで来ることができました。一度しかない野球人生で後悔のないように、そして今回背中を押していただいた皆様の期待に応えられるように、マイナー契約から這い上がって世界一の選手になれるよう頑張ります」と強い決意を示した。

 日本では球団発表から約20分で即トレンド1位に。米国でもトレンド入りするなどネットも大騒ぎ。「マジかよー!」「ほんとにもうメジャー行くんだ」「賛否両論あると思うが挑戦するからには頑張ってほしいし、シンプルに活躍する姿を見たい」「残念ですがチャレンジするなら応援します」というエールのほか、「このタイミングでのポスティング本当にびっくり。ロッテにとっては将来の大金を逃すことになるだけに、よく出したなぁという感想」「複雑な気持ちが入り混じってる、なんなんだろうこの感情」「頭が混乱してる 朗希が25になるまで移籍を認めることはないと思ってた」などと困惑の声も上がった。