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8日午前、徳島県勝浦町で、ミカン狩りに来ていた徳島市の保育園児2人と保育士の女性1人が軽乗用車にはねられる事故がありました。警察は、軽乗用車を運転していた女を過失運転致傷の疑いで現行犯逮捕しました。

事故があったのは、徳島県勝浦町星谷の星谷橋北にある丁字路の交差点です。8日午前10時ごろ、近くにいた人から「車とカーブミラーの間に子ども2人くらいを挟み込む事故があった」と、110番通報がありました。

警察によりますと、徳島市からマイクロバスでミカン狩りに来ていた保育園の一行が途中、駐車場にバスを止め、40人余りの列で交差点の道路右側を歩いてトイレへ向かっていたところ、曲がらずに丁字路へ進入してきた軽乗用車が突っ込んだということです。

この事故で、4歳と5歳の女子園児2人が右足に、49歳の女性保育士1人が左腕にけがをして、それぞれドクターヘリなどで病院へ搬送されました。いずれも搬送時、意識はあったということです。

近くにあるミカン園の女性は…

「ドンという音がして、見てみたら子どもが泣いていた」

警察は、軽乗用車を運転していた勝浦町の介護士、野上陽子容疑者(53)を過失運転致傷の疑いで現行犯逮捕しました。野上容疑者は仕事から帰る途中で、警察の調べに対し、「間違いありません」と、容疑を認めているということです。警察が、事故の詳しい原因を調べています。