岡本和真(C)日刊ゲンダイ

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 巨人の主砲の名前がMLB公式サイトで紹介された。

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 日本時間2日に、今オフ日本からメジャー移籍する可能性がある選手の記事を掲載。ロッテ・佐々木朗希(23)を筆頭に今オフのメジャー挑戦を表明している巨人の菅野智之(35)、中日の小笠原慎之介(27)、巨人の4番・岡本和真(28)の名前も挙げたのだ。

 昨年3月のWBC決勝の米国戦で放ったソロ本塁打を「右打者で安定したパワーがある」と映像付きで紹介。MLB関係者の証言として「デトロイト・タイガースは岡本を獲得する有力候補。ハリス編成本部長が就任して以来、アジアでのスカウティング活動を拡大しており、今年のポストシーズンに復帰したタイガースは戦力の拡充を図っている」と書いた。

 岡本和は今季4番として全143試合に出場して打率.280、27本塁打、83打点で4年ぶりのリーグ優勝に貢献したものの、ポストシーズンではCSファイナルステージで敗退。9日に開幕する国際大会「プレミア12」に日本代表の主砲として招集されたが、「左第五腰椎分離症」で辞退したばかりだ。さる球界関係者がこう言った。

「エース格の菅野が海外FA権を行使して今オフに巨人を離れることが確実となり、球団は『エース格の菅野と4番打者の同時挑戦は認められない』との方針を示しているようです。タイガースが岡本を欲しいとしても、将来的な話になる可能性が高い。以前から球団と岡本の間に『リーグ優勝したらポスティング移籍を認める』などの約束があったとの情報がありましたが、仮にそうだとすると、挑戦が延期になる岡本の失望感は、かなり大きいでしょう。自分の意思で行けるFAとは違い、ポスティング移籍は球団が認めてくれないと、渋々でも承諾するしかありませんから」

 侍ジャパン辞退も、表向きは故障だが、モチベーションの低下も一因とも囁かれている。巨人残留は阿部監督にとっては朗報だが、来季もモチベーションが保てるかは未知数である。

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 巨人といえば先月28日に来季組閣が発表されたが、ヘッド兼打撃チーフコーチに就く二岡智宏氏の評判はすこぶる悪かった。チーム内からは「選手が委縮している」などという声が上がっていたほどだ。いったいどういうことか。巨人で何が起きていたのか。

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