北朝鮮の金与正朝鮮労働党副部長(朝鮮通信=共同)

 【北京共同】北朝鮮の朝鮮中央通信は5日、金正恩朝鮮労働党総書記の妹、金与正党副部長が、米軍のB1B戦略爆撃機が参加した日米韓の空中訓練に反発する談話を発表したと伝えた。金与正氏は、周辺地域の安全を脅かす敵対的な行動は、北朝鮮の核・ミサイル開発が急務であることを示すと正当化した。

 この訓練は、北朝鮮が10月31日に大陸間弾道ミサイル(ICBM)を発射したことへの対応として今月3日に実施された。