「波に乗れない」もどかしさも勝みなみは前向きに戦う シード圏内の８０位以内浮上へ「一つでも多くスコアを伸ばして」
「日米女子ゴルフ・ＴＯＴＯジャパンクラシック・第３日」（２日、瀬田ＧＣ＝パー７２）
９月のソニー日本女子プロ選手権以来となる今季国内５戦目の勝みなみ（２６）＝明治安田＝が、悪天候で中止となったこの日クラブハウスに訪れ、取材に応じた。
第２ラウンドを終えて通算２アンダーの５２位。巻き返しを狙うはずだった３日目は中止となり「せっかくの日本の大会なので、４日間回りたかったという気持ちはあります」と語った。
米女子ツアー本格参戦２年目で、現在ポイントランキング８１位。同ツアーも終盤とあって、８０位以内までのシード圏内まで一つ頑張りたいところだ。ただ、ここ数試合は初日、２日目に好スコアをマークしても３日目以降に苦しむ展開が続く。
調子自体は「そんなに悪くない。安定はしてきている」と話すが「ほんとパター次第というか。昨日も惜しいパットがたくさんあって、伸ばせそうで伸ばせないことが２、３カ月ずっと続いている。一つ入ってくれたら多分違うのでしょうけど、なかなか波に乗れない」ともどかしさを感じている。
一つでも順位を上げたい最終日。「ポイントの問題もあるし、ちょっとでもと思ったんですけど、明日も１８ホールはチャンスがある。一つでも多くのスコアを伸ばして、私はあと３試合なので、その３試合でいいものをつかめれば」と前向きに戦うつもりだ。
