大谷翔平にちなんだホットドッグ、1時間待ち…ドジャースの地元LAで優勝フィーバー
【ロサンゼルス=後藤香代】米大リーグ・ドジャースのワールドシリーズ(WS)制覇から一夜明けた10月31日、チームの地元ロサンゼルスでは興奮冷めやらぬファンたちが勝利を祝うホットドッグやドーナツを買い求め、長蛇の列を作った。
老舗ホットドッグ店「ピンクスホットドッグス」では、ドジャースが過去にWSを制覇した回数と大谷翔平選手の背番号「17」にちなみ、WS期間中に7ドル17セントで販売されていたホットドッグの価格が、今回8度目の制覇で8ドル17セントに引き上げられた。それでも試合終了直後からファンが殺到し、1時間待ちの行列ができた。
店は10月31日、大谷選手の今シーズンの活躍をたたえ、マスタードで「大谷翔平が大好き」と書いた特大ホットドッグも展示した。店主のリチャード・ピンクさん(80)は「大谷はベーブ・ルース以来の地球上で最も偉大な野球選手だ」と語った。
ロス近郊の名物ドーナツ店でも、チームカラーの青に染めた「ドジャードーナツ」を目当てにファンが集まった。店長のギレルモ・ドミンゲスさん(35)は「いくら作っても売り切れる」とうれしい悲鳴を上げた。