(左上から時計回りで)井桁弘恵、広瀬すず、王林、加藤ローサ、森香澄、松岡茉優

写真拡大

 本日10月30日は「初恋の日」。明治29年(1896年)のこの日、詩人・小説家の島崎藤村が雑誌「文学界」に『初恋』の詩を発表したことに由来し、島崎が足しげく通った長野県の老舗旅館「中棚荘」が制定、日本記念日協会より認定を受けている。今回はそんな日にちなんで、女性芸能人たちが過去に語った“甘酸っぱい初恋”エピソードを集めた。

【写真】初恋エピソードを語った人気女性タレント<全7人>

■ 広瀬すず

 女優の広瀬すずは、かつて『しゃべくり007』(日本テレビ系)に出演した際、小学3年生だったときの初恋エピソードを披露している。当時その彼とは両想いだったようだが、お互いどうにも踏み出せず、もどかしい状況だったという。しかし、バレンタインに広瀬がチョコを渡したことで急接近。ホワイトデーの日に無事にお返しをもらえ、同封してあった赤い折り紙には「好きです。それだけ」と書いてあったという。しかしその後は発展せず、中学への進学は別々になってしまい、連絡もしてないと語った。

 なお、その後、その初恋相手と再会したという逸話も。『TOKIOカケル』(フジテレビ系)に出演した際、広瀬は「高校生くらいの時に、お正月はいつも親友の家で過ごしてたんですよ。(そしたら)なんか思い立って、皆で行って。その男子の家に連れていかれました」とかつて一途に思い続けていた相手と数年ぶりに再会できたという。その時の相手の印象について広瀬は「なんか、かわいかったです」とはにかんでいた。

■ 星野真里

 女優の星野真里は、11月にスタートする出演ドラマ『きみの継ぐ香りは』(TOKYO MX1/毎週金曜21時25分)の記者発表に出席した際、作品の内容にちなんで、「何度もフラれた」という「初恋にまつわるエピソード」を披露した。「中学生になって好きになった男の子がサッカー部で。トライしても断られ、でもあきらめきれずまたトライしてあきらめきれず…というふうにズルズルと3年間思い続けました」と明かし、「実らないからこそ、次にも行けず。切ない思い出ではあるんですけど、大切な思い出です」と当時を懐かしんでいた。

■ 加藤ローサ

 星野と『きみの継ぐ香りは』で共演する加藤ローサも、記者発表で初恋エピソードを披露。小学4年生のときの初めてのバレンタインの思い出を振り返り「直接渡すのが恥ずかしかったので、焼いたクッキーを家のポストに入れたんです。『〇〇くんへ』は書いたのに、誰からっていうのを書くのを忘れちゃったんですよ」とおっちょこちょいなエピソードを披露した。加藤は「お互い両思いっぽかったんですけど、でも自分から『昨日入れたの私だから』とか言えないじゃないですか(笑)」と、せっかく焼いたクッキーは差出人不明のまま終わってしまった、という甘酸っぱい思い出を語った。

■ 松岡茉優

 女優の松岡茉優はかつて『スッキリ』(日本テレビ系)に出演した際、出演ドラマ『初恋の悪魔』(同系)にちなんで「初恋」に関するトークを展開。「幼稚園のときに気になった子がいて、年少のときから小学校の低学年まで毎年バレンタインを届けに行ってました」と明かした。

 さらに、「こっそりSNSフォローしてます。今でも」と打ち明けると、ここで恥ずかしくなったのか、共に出演していた俳優の仲野太賀から「顔赤くなってる! 見たことない赤さしてる」とツッコまれていた。

人気フリーアナは初恋相手に奴隷扱いされていた!?

■ 森香澄

 元テレビ東京アナウンサーで、今や“令和のあざと女王”とまで謳われるフリーアナウンサーの森香澄だが、初恋は手痛い思い出となってしまったようだ。自身がMCを務める『ハイティーン・バイブル』(ABEMA SPECIALチャンネル)では、初恋相手に対してはっきり告白などはしていなかったが「私は表情に出るタイプだし、すごく話しかけにいくから、その人は好意に気づいていたんだと思う」と当時の相手との関係性を回顧。

 ところがあるとき、その相手が男友達と話しているのを偶然聞いてしまったそうで、「あいつは女じゃないから。奴隷だから」と自分のことを話していたという。共演者から悲鳴があがる中、森は「思い返してみると、その人の宿題を代わりにやってあげたり、明日の持ち物を送ったり、尽くしちゃっていた」と関係性を明かし、「そこから私は『人にやってあげすぎるのは良くない』と学んで、今の森香澄がいる」と、そんな経験が今の自身の糧になっていることを明かしていた。

■ 王林

 タレントの王林は、特番『あのとき告っていたらどうなった?〜今夜、芸能人たちがド緊張の生告白SP〜』(日本テレビ系)に出演した際、自身の初恋エピソードを披露。相手は小学3年のときのクラスメートで、女子から「モッテモテ」だったとか。好きになったきっかけは、教室で自分の元に転がってきたサッカーボールを拾って渡してあげた際に「サンキュー!」と言われたことで、それ以来、クラスの女子たちに取り囲まれる光景を見ると、「くっそ〜!」と悔しい思いを募らせていたという。

 学年の終わり、王林は親の仕事の都合で転校することになり、その相手ともお別れに。お別れ会の際に偶然2人きりになる瞬間があり、思いを伝える絶好の機会だったが、「伝えても、もう会えないんだと思ったら、伝えるのも逆に悲しくなっちゃって、はっきり好きと言わずにバイバイしちゃった」と切ない初恋の幕切れを語っていた。

■ 井桁弘恵

 モデル、女優の井桁弘恵は、出演ドラマ『私の町の千葉くんは。』(テレビ東京系)の記者会見に出席。その際に同作の内容と絡めた「初恋は実りましたか」という質問に対して「実らなかったです」と答え、「告白したんですけど、その場で答えをもらえなくて。告白した子が、周りの子に相談したんです」と説明。その際に「(告白したことを)言いふらされた」と勘違いしてしまった井桁は、答えをもらう前に「やっぱりいいや」とまさかの告白キャンセル。「返事待っていたらよかったかも。怖くなっちゃったんでしょうね。それでひいちゃった思い出があります。中学1年生くらいでしたね」としみじみ振り返っていた。