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 中日は29日、三好大倫外野手(27)、石森大誠投手(26)、加藤竜馬投手(25)、福島章太投手(22)の4選手と来季の契約を結ばないことを発表した。加藤は野手に転向し、育成契約を結ぶ方向。

 社会人・JFE西日本から加入4年目の三好は、春季キャンプ、オープン戦でアピールし、3月29日のヤクルト戦(神宮)に「1番・中堅」で初の開幕スタメン。5月末まで1軍で起用されたものの、37試合で打率・220、0本塁打4打点と結果を残せなかった。

 前日の夕方に連絡を受け「正直まだちょっと信じられない部分はありますけど、現実を受け止めてやるしかない」と気丈に話した。今後については「ちょっと何とも言えないですけど、野球はやりたいなと思っています」と現役続行の道を模索する。

 昨年のドラフトで東邦ガスから6位指名された大型右腕の加藤は1軍登板を果たせず。大阪偕星学園(大阪)時代は両打ちの外野手としても活躍した実績があり、2軍監督時代からその身体能力を高評価していた井上監督の意向もあって野手として育成契約を結ぶ方向となった。

 「また一からなので、練習は人の何倍もしないといけない。必死にやっていきたい。体も大きくて当たれば飛ぶのは間違いないと思う。まずはしっかりバットに当てられるように練習していきたい」

 石森は今後は未定。福島は現役続行を希望している。