WS初登板初勝利を挙げたドジャースの山本由伸【写真:ロイター】

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ワールドシリーズ

 米大リーグ・ドジャースは26日(日本時間27日)、本拠地で行われたヤンキースとのワールドシリーズ(WS)第2戦を4-2で制し、2勝0敗とした。先発した山本由伸投手は6回1/3を投げ、1安打4奪三振1失点でWS初登板初勝利。客席にはオリック ス時代に同僚だった選手たち3人が応援していた。元助っ人は「素晴らしいトモダチだ」と称賛している。

 客席に友情が広がっていた。山本の応援に駆け付けたのは、元同僚のアダム・ジョーンズ氏だ。さらに今年で引退した安達了一氏、小田裕也氏の姿も。白い歯を見せるジョーンズ氏の隣りでドジャースキャップを被った2人も笑っている。

 3人はオリック スで山本と同僚。ジョーンズ氏は2020年から2シーズンプレーした。インスタグラムに自撮り画像を公開し、「素晴らしい再会」と英語で報告。日本語でも「ワールドシリーズで山本選手を応援しながら元チームメイトと再会できて最高でした」とつづった。さらにストーリー機能では山本の降板時の動画付きで「素晴らしいトモダチだ」と英語で称賛している。

 現役時代はオリオールズなどで外野手として活躍したジョーンズ氏。MLBではゴールドグラブ賞4度と守備の名手だが、本塁打も通算282発。シルバースラッガー賞1度を誇る。一方、大谷翔平投手は「1番・DH」で出場したが、7回に二盗を試みた直後に負傷。デーブ・ロバーツ監督が試合後の会見で「左肩亜脱臼」と説明したと米メディアなどが報じた。

(THE ANSWER編集部)