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 ◇ワールドシリーズ第2戦 ドジャースーヤンキース(2024年10月26日 ロサンゼルス)

 ドジャースのトミー・エドマン内野手(29)が26日(日本時間27日)、本拠でのヤンキースとのワールドシリーズ第2戦に「5番・中堅」で先発出場。第1打席で先制ソロを放った。

 2回、先頭で打席に入ったエドマンは相手先発・ロドンの内角95・4マイル(約153・5キロ)の直球をフルスイング。打球はあっという間に左翼ポール際に吸い込まれ、先制アーチとなった。

 エドマンはメッツとのナ・リーグ優勝決定シリーズ6試合で打率・407、PSの球団タイ記録の11打点と躍動し、MVPを獲得した。

 好調ぶりはワールドシリーズに入ってもキープし続け、前日の第1戦も2安打をマーク。この日は、前日の「9番・遊撃」から打順もポジションも変更したが、打棒は変わらず。先発・山本を援護する一発に本拠ファンも大盛り上がりした。

 3回にヤンキース・ソトに一発が飛び出して同点とされたが、第1戦でサヨナラ勝利した勢いそのままにドジャースが一発攻勢で勝ち越した。3回2死一塁からT・ヘルナンデスが右中間に勝ち越しの2ラン。さらに前日にWS史上初の逆転サヨナラ満塁弾を放ったフリーマンが2戦連発となるソロを放ち、連夜のド派手な花火ショーに本拠は大熱狂となった。

 大リーグ公式サイトのサラ・ラングス記者によると、ドジャースの選手がワールドシリーズで2者連続本塁打を放つのは、1981年以来43年ぶり2度目と紹介。また、フリーマンはブレーブス時代の2021年からこれでWS4戦連発で、ジョージ・スプリンガー(当時アストロズ)の5戦連発に次ぐ記録で、ルー・ゲーリッグ、レジー・ジャクソンに並ぶ記録と紹介した。