逆転サヨナラ満塁弾を放ったフリーマン(ロサンゼルス・ドジャース提供)

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 「ワールドシリーズ、ドジャース6−3ヤンキース」(25日、ロサンゼルス)

 延長十回、ドジャースのフレディ・フリーマンが、ベッツ申告敬遠後に迎えた打席で、劇的な逆転サヨナラ満塁弾を放ち、ドジャースがシリーズを先取した。

 ホームベース上で仲間から熱い祝福を受けた後、ネット裏に父の姿を見つけ、右足首の痛みを一瞬忘れたかのように駆け寄ったフリーマン。ネットを揺らして喜びを分かち合った後、スタンドを下りて駆け寄ってきた妻のチェルシーさんとハグ。熱いキスも交わした。

 大学時代にモデルもしていたというチェルシーさんは、美しいブロンドで、ドジャース奥さま会の中でも際立つ存在。この日は3人の息子を連れてスタジアムで観戦。マックスこと三男マキシマス君(3)は7月にバレー症候群を発症し、一時は立つことや呼吸困難な状況に。8日間のICU(集中治療室)での治療をへて、8月3日に退院している。

 MLBの公式インスタグラムがフリーマンのサヨナラ満弾の写真とともに「Goodnight,@Dodgers fans.」と投稿すると、チェルシーさんが「でも、どうやったら今夜眠れるというのかしら?」と興奮覚めやらぬ心境を相談のように書き込み。これには「僕も眠れない」「泣いた!」「フレディには涙が出たよ」「このシーン、100回は再生した」「野球って美しい!」「ものすごい感動した、今までで最高のゲーム」などの声が寄せられている。