ベンチを鼓舞するドジャース・大谷翔平選手(写真:AP/アフロ)

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◇MLBワールドシリーズ ドジャース6×-3ヤンキース(日本時間26日、ドジャー・スタジアム)

ドジャースの大谷翔平選手がワールドシリーズ第1戦に「1番・指名打者」でスタメン出場。ワールドシリーズ初安打をマークし、チームもサヨナラホームランで劇的な勝利を収めました。

地元ドジャー・スタジアムのファンの大歓声に出迎えられ、第1打席に立った大谷選手はヤンキース先発のゲリット・コール投手の初球をフルスイングするとセンターへ大飛球、ホームランかと思わせた打球でしたがセンターのアーロン・ジャッジ選手がキャッチしアウトとなりました。

第2打席は2アウトランナー無しで打席を迎え、コール投手のナックルカーブに空振り三振。6回に1点を勝ち越されたそのウラ、ノーアウトランナー2塁で第3打席を迎えますが2球目のチェンジアップを打たされショートゴロとなり後続も倒れて得点とはなりませんでした。

チームは7回終了時点で4安打とヤンキース投手陣に苦しむ中迎えた8回、大谷選手は1アウトランナー無しで打席を迎えると、ヤンキースの3番手トミー・ケンリー投手の2球目のチェンジアップをとらえライトフェンス直撃のツーベースを放ちます。さらにヤンキースの中継が乱れる間に3塁へ進みチャンスを広げるとベース上で大きなリアクションでドジャースベンチを鼓舞しました。

その後ムーキー・ベッツ選手がセンターへ大きなフライを放つと大谷選手はタッチアップでホームを踏み同点としました。

試合は延長10回、ドジャースは1点を奪われますがそのウラ、フォアボールとヒットで1アウト1塁2塁としますが大谷選手は初球を打ち上げファウルフライ。続くベッツ選手は敬遠で満塁とすると、3番・フリーマン選手が劇的な満塁ホームランでドジャースがワールドシリーズ初戦を制しました。