ロケッツ戦に出場したグリズリーズの河村勇輝【写真:Getty Images】

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敵地ロケッツ戦

 米プロバスケットボールNBA)のグリズリーズと2ウェイ契約を結び、開幕ロースター入りした河村勇輝が25日(日本時間26日)の敵地ロケッツ戦の第4クォーター(Q)残り3分34秒に途中出場し、日本人選手としては田臥勇太、渡邊雄太、八村塁に続く4人目のNBAデビューを果たした。3分34秒の出場で1アシストを記録。試合は108-128で敗れた。

 河村の出番は104-123と19点差をつけられた第4Q残り3分34秒にやってきた。残り1分14秒にはペイントエリアに走り込んできたウェルズに抜群のタイミングでパスを出し、得点を演出。NBA初アシストを記録した。試合終了までコートに残り、3分34秒の出場で1アシスト。初得点はお預けとなった。

 昨季までBリーグ・横浜BCでプレーしていた河村は、9月にキャンプ招待契約にあたる「エグジビット10」を結び、プレシーズンマッチ5試合に出場。1試合平均15分で3.4得点、4.2アシストをマークするなどアピールが実り、19日(同20日)にグリズリーズと2ウェイ契約を結んだ。傘下Gリーグと両方の試合に出場可能となった中、開幕2戦目でまずはNBAのコートに立った。

 日本人選手としては田臥勇太、渡邊雄太、八村塁に続く4人目。Bリーグ出身の日本人選手としては初のNBAデビューだった。

(THE ANSWER編集部)