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 阪神の熊野輝光スカウト(67)が任期満了に伴って年内をメドに退団し、来季から独立リーグ四国・香川の監督に就任することが25日、分かった。24日のドラフト会議で1位指名したNTT西日本・伊原と同2位の報徳学園・今朝丸が、最後の担当選手になる。この日は、藤川監督に同行して伊原に指名あいさつをした。

 社会人時代の84年ロサンゼルス五輪で金メダル(公開競技)を獲得。阪急では強打の外野手として活躍した。引退後はオリックスでコーチ、スカウトを経てスカウト部長の要職も務めた。13年から阪神のスカウトに就いた。退団後は出身地の香川県に戻り、NPB入りを目指す選手の指導にあたり、野球の普及、振興にも力を入れる。