【衆院選2024】福岡1〜11区、顔触れ決まる〈最終得票・当選者略歴〉
27日に投開票された衆院選の福岡県内11選挙区は、自民党に対する派閥裏金事件の逆風が色濃く現れた結果となった。
2区では、政権交代選挙となった2009年以来、自民候補が敗れて立憲民主党が議席を獲得。10区でも立民前職が議席を堅持した。11区では維新新人が、03年から議席を守り続けてきた閣僚経験がある自民前職に勝利した。維新候補が県内の小選挙区で議席を得るのは初めて。
計10選挙区に前職8人と新人2人を擁立した自民は、共産党と事実上共闘した立民前職との激戦となった5区を制するなど計7議席を獲得したものの、3議席を失った前回から、さらに1議席を減らした。自民が唯一、候補を擁立しなかった9区では、無所属前職が手堅く票をまとめ4選した。
県内の投票率は、前回比0・53ポイント低い51・59%で、戦後2番目の低さとなった。
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