スポニチ

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 ドジャースとヤンキースが81年以来、43年ぶりに激突する第120回ワールドシリーズ(WS、7回戦制)が25日(日本時間26日午前9時8分開始)に第1戦を迎える。ドジャースの大谷翔平投手(30)は24日(同25日)、舞台となる本拠地で最終調整し、最後は屋外ダッシュ4本で締めくくった。悲願のWS制覇へ向けた「SHO―TIME」が、いよいよ幕を開ける。

 【WSへ一問一答】

  ――移籍1年目でWSに出られると予想していたか?

 「もちろん目標にしていた。1年目からとはあまり考えずに、一試合一試合シーズン中からここを目指し、ここで勝つことを目指してやってきた」

 ――ヤンキースのジャッジが“最高の選手”と称えていた。

 「ただただ、うれしい。僕自身は彼も、うちのムーキー(ベッツ)やフレディ(フリーマン)たちと同じように球界のトップの選手だと思っている。そういう選手からそう言ってもらえるのは特別」

 ――ジャッジは大きな体格(2メートル1、127キロ)で高打率。

 「野球をする上でゾーンが広がるのは間違いない。そこを多用しつつ、率を残すのは相当効率よく打っていかないと難しい。その中であれだけ長打力がある。歴代でもトップに入る選手が、この時代にヤンキースでプレーしているのは、野球ファンにも特別なこと。野球をプレーしてもらっているのを一ファンとして感謝したい。時代を代表している選手と一緒にプレーできることに感謝したい」

 ――09年WSでMVPに輝いたヤンキースOBの松井秀喜の存在。

 「画面の中の人、少年の頃に憧れた選手という感じ。子供たちの模範となる人であり、選手だと思うので、そういう意味では相当影響を受けたと思う」

 ――ロバーツ監督と1年間過ごして。

 「楽しい人だなと。監督としてというより人として。どういう采配をするかとかではなく、1対1の付き合いとして楽しい人。あと握手が凄い強いです」

 ――家族の来場予定は?

 「(親戚の)子供がどの程度来るのか分からない。両親は来ると思うけど、何人というのは分からない」

 ――デコピンは?

 「体調が良ければ来ると思います(笑い)」