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 テレビ朝日の大下容子アナウンサー(53)が25日、自身の冠番組「大下容子ワイド!スクランブル」(月〜金曜前10・25)に出演。自民党が衆院選で非公認とした「裏金候補」側に公認候補と同額の2000万円を支給していた問題について言及した。

 石破茂首相(自民党総裁)は24日、広島市の街頭演説で、「裏金候補」側への2000万円支給を問題視した共産党機関紙「しんぶん赤旗」に反論。2000万円は「非公認候補ではなく政党支部に出している。このような時期に報道が出ることに誠に憤りを覚える」と述べた。

 一方、立憲民主党の野田佳彦代表は「裏公認だ」と重ねて批判し「首相は反省の下に非公認としたと説明していたが、うのみにしたらいけなかった」と非難。国民民主党の玉木雄一郎代表も福岡市で、自民公認候補の政党支部に公認料と活動費を合わせて2千万円が支給されている点に着目。非公認候補側への支給額と同額だとして「自民は反省していない。政治を変えよう」と呼びかけた。

 大下アナは「衆院選公示日の翌日に支給されているということで、なぜこのタイミングだったのでしょうか」と支給の“意味”について疑問を投げかけた。