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 「プロ野球ドラフト会議supported by リポビタンD」が24日、都内のホテルで行われ、広島は本指名で5選手を指名した。

 12球団で唯一、1位指名を事前公表した明大・宗山塁内野手こそクジで逃したものの、指名権を獲得した佐々木泰内野手(青学大)も東都大学1部リーグで現役最多の12本塁打を放つ大砲。大舞台での強さに定評があり、プロのスピードに慣れれば、1年目から台頭しそうだ。

 2位では、富士大の佐藤柳之介投手を指名。MAX148キロを誇る直球と、縦に大きく割れるカーブのコンビネーションで、ローテーションの一角を狙う。

 3位の岡本駿投手は「隠し玉」的存在。甲南大から初のプロ野球選手となる右腕は、1メートル86の長身からキレのあるボールを投げ込む。

 4位で渡辺悠斗捕手(富士大)、5位で菊地ハルン投手(千葉学芸)を指名した。菊地は身長2メートルの超大型右腕。近い将来、1メートル96のアドゥワ誠、1メートル90のケムナと1軍で「摩天楼トリオ」を形成するかもしれない。