◆NBA レイカーズ―ティンバーウルブズ(22日、米ロサンゼルス=クリプトドットコム・アリーナ)

 レイカーズの八村塁が、ティンバーウルブズ戦で、2019年のルーキーシーズン以来の開幕戦先発出場。前半を終えて11得点、3リバウンドをマークした。チームは55―42でリードで折り返した。

 八村は第1クオーター(Q)残り11分18秒、この試合両チーム通じて初めての得点となる3ポイントを成功。続けて、米国代表のエドワードと張り合って力強いドライブから豪快ダンクをたたきこんだ。守備でも、フランス代表のゴベアをブロックと序盤から躍動。

 第2Qには、アシストや得意のミドルシュート、オフェンスリバウンドからゴール下でシュートをねじこむなど、得点を重ねた。

 八村は今季、NBAキャリア6シーズン目を迎えた。今夏のパリ五輪では左ふくらはぎを負傷したものの、プレイシーズンマッチからコンディションは「万全」とし、「準備はできている。体がより強くなっていると感じる」と語っていた。

 チームは今季から、21年まで現役選手だったレディク新監督が率いて、2019〜20年シーズン以来の優勝奪回を目指す。八村も「そろそろNBAの一番上のチャンピオンシップっていうところが見たいなと思う。ずっと夢見ていた目標に向けてしっかりとやっていきたい」と強い思いを口にしていた。

 昨季の八村は、レギュラーシーズンで自己最多68試合に出場。3P98本成功、計923得点も過去最多だった。新設された「インシーズン・トーナメント」では初代王者になり、日本人として初の“タイトル”を獲得した。