反田恭平、任期ラストイヤーを飾る全ラインナップが決定【横浜みなとみらいホール プロデューサー 2023-2025】
横浜みなとみらいホールが2021年より取り組む、国内外で活躍する演奏家をプロデューサーに迎える事業「プロデューサー in レジデンス」。2代目として活動中の反田恭平(ピアニスト・指揮者)の任期ラストイヤーを飾る全ラインナップが決定した。
「プロデューサー in レジデンス」事業は、演奏家がホールと連携し、企画制作から実施までに携わることで、自身のプロデュース力を高めるとともに、ホールが制作するコンテンツの創造性を高めることを目的とするもの。2代目となる反田恭平は、2025年3月末で任期満了を迎える。ラストイヤーとなる今年度は、自身初となる横浜での単独リサイタルをはじめ、10代を対象としたマスタークラスや、輝く若手ピアニスト達によるデュオ・リサイタルのプロデュースなど、意欲的な企画に取り組む。
■反田恭平の恩師が来浜。10代を対象としたピアノマスタークラスを開催(2025年2月26日~3月2日)
ミハイル・ヴォスクレセンスキー
未来を担う若者に対する取り組みの強化をプロデュース活動の柱の一つとして掲げている反田。2年間の任期の集大成として 10代の若者を対象としたピアノマスタークラス(専門家による特別指導)をプロデュースする。講師には、アメリカの名門・ジュリアード音楽院で教鞭を執り、反田のモスクワ留学時代の恩師でもある ミハイル・ヴォスクレセンスキー氏を迎え、世界トップレベルの指導が実現した。
■世界で活躍するピアニスト達によるソロ&デュオ・リサイタル(2025年3月5日)
ケイト・リウ、エリック・ルー
2015年のショパン国際ピアノコンクールで入賞、以降も世界を舞台に活躍を続け、横浜みなとみらいホールにも縁のある2名のピアニスト= ケイト・リウ、エリック・ルー のソロ&デュオ・リサイタルを開催。ケイト・リウは2021年に開催した当ホール主催のピアノフェスティバル「第39回 横浜市招待国際ピアノ演奏会」に出演。エリック・ルーは、2024年3月に反田プロデュースのもと開催した「横浜みなとみらいホール 25周年音楽祭」で、ジャパン・ナショナル・オーケストラとともにシューマンのピアノ協奏曲を披露した。反田が信頼するピアニストであり、横浜の聴衆を魅了した二人が、横浜みなとみらいホールで共演する。
■反田恭平の魅力を堪能するリサイタルとオーケストラ公演(2024年11月2日、2025年3月6日)
反田恭平&ジャパン・ナショナル・オーケストラ@Yuji Ueno
11月2日に自身のリサイタル・ツアーでは初となる横浜での単独リサイタルを開催。ムソルグスキーの組曲《展覧会の絵》をはじめとした幻想的なプログラムで、ピアニスト・反田恭平の魅力を届ける(予定枚数終了)。さらに、2025年3月6日には反田率いるジャパン・ナショナル・オーケストラの公演を開催。プログラムには反田演奏によるピアノ協奏曲もあり、ピアニストであり指揮者としても活躍する多彩な表情を堪能できる。