データから見るテン・ハーグのマンチェスター・ユナイテッド オランダ人指揮官より悪い成績を残したのはラングニックただ一人
24-25シーズンのプレミアリーグでは7試合を消化して勝ち点8、14位に沈んでいるマンチェスター・ユナイテッド。マタイス・デ・リフトをはじめとした夏の大型補強の成果はまだ出ておらず、例年に続き難しいシーズンを過ごしている。
『TheGuardian』はアレックス・ファーガソン退任以降の監督とエリック・テン・ハーグ現指揮官をデータで比較し、分析している。
まず1つ目は試合ごとの勝ち点、得点、失点の3つだ。対象はデイヴィッド・モイーズ、ルイ・ファン・ハール、ジョゼ・モウリーニョ、オーレ・グンナー・スールシャール、ラルフ・ラングニック、そしてテン・ハーグの6人(ライアン・ギグス、マイケル・キャリックの2人は除く)。
2つ目は開幕からの7試合で得た勝ち点のデータで、今季の勝ち点8はクラブ史上ワーストの数字になっている。最も数字が低かった順に10シーズン分のデータが用意されているが、テン・ハーグ就任以降の3シーズンはすべてランクインしている。
3つ目は失点数の多さを示すデータ。それがプレミアリーグでの3失点以上の試合数だ。ユナイテッドとボーンマスの24試合が最多で、最も少ないのはお隣のマンチェスター・シティ、わずか6試合となっている。
3シーズン目、そして毎シーズン行われる大型補強と擁護が難しいテン・ハーグのユナイテッド。8節はホームでのブレントフォード戦が予定されているが、トーマス・フランク率いるビーズから勝ち点3を獲得することはできるのだろうか。