本戦出場を逃し、肩を落とす東海大の選手たち【写真:産経新聞社】

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ゴール直前で倒れ込み…立ち上がれず棄権

 第101回箱根駅伝の予選会が19日、東京都立川市で行われた。43校が参加し、10校が来年1月の本大会に出場できるシステム。東海大はゴールまであと10メートルというところでランナーが倒れ、無念の途中棄権。この影響もあり12年連続の本大会出場を逃した。これにネット上には「見ていて辛くなった」「マジで出し切ったんやろな」と多くの言葉が並んだ。

 予選は21.0975キロのハーフマラソンコースを、各校10〜12人が走り、上位10人の合計タイムで争う。東海大は9人がフィニッシュした後、ゴールに迫っていたロホマン・シュモン(3年)が残り10メートルほどのところで倒れ込んだ。係員がコースを確保する中、何度も立ち上がってゴールを目指そうとしたが足取りがおぼつかず、途中棄権となった。

 ゴール地点からの中継にこの姿が映ると、X(旧ツイッター)上にも悲痛なコメントが並んだ。

「ゴールまであと10mの所で……見ていて辛くなった」
「見ていて胸がとてもぎゅって辛くなりました。最後までゴールに向かう姿勢に涙が出てしまいました」
「これは悲しすぎる」
「マジで出し切ったんやろな 悔しいよなあ」

 この日の東京地方は、都心の気温が29.2度まで上がる季節外れの蒸し暑さ。「今日もうちょっと涼しければ体力持ったのかな」「今日暑すぎてホント危険すぎる」という声もあった。

(THE ANSWER編集部)