© 20th Century Fox 写真:ゼータイメージ

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大ヒット映画『プラダを着た悪魔』(2006)でナイジェル役を演じたスタンリー・トゥッチが、ディズニーでの続編企画について言及した。同作の共演者であり、義理の妹でもあるエミリー・ブラントとも話し合っているそうだ。

ローレン・ワイズバーガーの同名小説を映画化した本作は、ジャーナリスト志望の主人公アンドレア・“アンディ”・サックス(アン・ハサウェイ)が、一流ファッション誌「RUNWAY」の鬼編集長、ミランダ・プリーストリー(メリル・ストリープ)のアシスタントとなり、四苦八苦しながら成長していく姿を描いた物語。トゥッチはミランダの右腕でアンディのメンターとなるナイジェル役、ブラントはミランダのシニア・アシスタントを務めるエミリー役を演じた。

米の取材にて、続編企画について聞かれたトゥッチ。「質問には答えられません。みんなを巻き込むことになるので」とした上で、詳細は伏せつつ次のように語った。

「僕はただ、本当に実現することを祈っています。映画というものは、どうなるか分かりませんからね。(実現したら)素晴らしいことです。僕は最高の経験をしましたし、あの3人の女性たちが大好きです。だから、祈っていますよ。」

トゥッチは2012年にエミリー・ブラントの姉フェリシティと結婚し、今やエミリーとは義理の兄妹関係にある。これを踏まえて、「エミリーは僕の義理の妹ですから、全く異なる関係性になるでしょうね」と述べ、続編への復帰について2人で「話し合っている」と明かした。

続編の内容は、キャリアの終盤に差し掛かったミランダと、彼女の元アシスタントでメディア業界の大物となったエミリーが、広告費を巡って競い合う物語になるとのこと。オリジナルから引き続き、デヴィッド・フランケルが監督、ウェンディ・フィネルマンがプロデュースを務める見込み。オリジナルキャストが揃って復帰するとの報道もあるが、現時点で公式発表はなされていない。

なお、企画は現在プリプロダクション中で、撮影は2024年11月に開始予定と伝えられている。さらなる続報を楽しみに待ちたい。

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