ドジャース・大谷(提供・共同通信社)

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 「ナ・リーグ・優勝決定シリーズ、メッツ12−6ドジャース」(18日、ニューヨーク)

 ワールドシリーズ進出に王手をかけていたドジャースは、投手陣の大乱調で大敗。大谷翔平選手は4試合ぶりのマルチ安打をマークするなど4打数2安打1四球だった。

 初回先頭の第1打席で右前打を放った大谷。第2打席では右目に虫が飛び込んでくるハプニングがありながらも、冷静にボールを見極めて四球を選んだ。第3打席は初球の内角変化球に詰まりながらも左前にポトリ。4試合ぶりのマルチ安打とした。

 しかし第4打席は三振に倒れ、第5打席はメッツのクローザー・ディアスと注目の対戦だったが、高めのボール球にバットは空を切り、2打席連続三振に倒れてしまった。

 序盤の投手陣の大乱調が響く苦しい展開。先発のフラーティが初回に3ランを被弾しいきなり3失点の立ち上がり。三回は連続四球からピンチを広げて4本のタイムリーを浴び、一挙5失点を喫した。3回8失点でKOされると、2番手のハニウェルも2死球が絡んで2失点。4回までに2桁失点を喫する最悪の事態だ。

 打線はパヘスの2打席連続アーチ、ベッツの試合連続弾などで食い下がったが、ハニウェルは六回、八回にも失点。最終的に差を詰めることができず3勝2敗で本拠地・ドジャースタジアムへ戻ることになった。