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トム・ホランドが、ついに『スパイダーマン4』の脚本草稿を読んだようだ。米にゲスト登場し、自ら語っている。

(MCU)のマーベル・スタジオとソニー・ピクチャーズによる『スパイダーマン』シリーズは『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』で一区切りを経ており、トム・ホランド続投によるシリーズ第4弾の進捗が長らく待ち望まれていた。前3作を手掛けたジョン・ワッツは離脱しており、監督には『シャン・チー/テン・リングスの伝説』(2021)のデスティン・ダニエル・クレットンが交渉中。同時に脚本の執筆が進められていた。

ホランドが明かしたところによると、このインタビューの3週間前に脚本草稿を読んだそうだ。内容はまだ「手を入れる必要がある」としつつも、「脚本家たちは素晴らしい仕事をしています」と推している。

「3週間前に読んだのですが、僕の中に火をつけてくれましたね。ゼンデイヤと一緒に読んだんですけど、その時はリビングで跳ね回りましたよ。“これはファンの尊敬に値する、本物の映画だ”って。」

MJ役のゼンデイヤとホランドは、私生活でもパートナーの間柄だ。この二人が思わず跳ね回るほどの物語ということで、ひとまずファンも安心して待つことができそうである。「実際に始動させるまでに取り組まなくちゃいけないこともいくつかあるのですが、でもとても楽しみです」。

一方でホランドは、「マーベルでは、自分の映画は大きな機械の小さな歯車にすぎない」と、ユニバースの中で作品を作ることの難しさも口にしている。「その機械は動き続けなければいけない。より大局的な利益のために、正しいタイミングでそのタイムラインに入るようにしなければいけません。それが、今僕たちが向き合っている課題です」。

さらに「それを達成するために必要な時間は、難しい注文ではある」と続けるホランドだが、「今やっているメンバーなら、間違いなく達成できると思います」とも自信を語った。

ホランドは『スパイダーマン4』について、かねてより慎重な姿勢を示している。これまでに、「“新作やります”みたいな感じで作りたくない。そのキャラクターにとって、価値のあるものでなくちゃいけないんです」「守るべきレガシーがある。3作目(=『ノー・ウェイ・ホーム』)がいろいろな意味でとても特別だったので、きちんと正しいことをやらなければいけないんです」と、まさに“大いなる責任”を感じているようなコメントを語っている。

いよいよ草稿に目を通し、概ね納得もいく内容だったようだから、これからまた準備作業も活気付くことだろう。製作・公開スケジュールはまだ明らかにされていないが、嬉しい続報が続くことを祈りたい。

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