アーセナルで再びジェズスは輝けるか photo/Getty Images

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3年目を迎えるFWガブリエウ・ジェズス(27)は再びアーセナルで定位置を勝ち取ることができるだろうか。

2022年夏にマンチェスター・シティからアーセナルにやってきたジェズスは22-23シーズン、リーグ戦26試合に出場し11ゴール6アシストをマーク。アーセナルの攻撃を牽引する1人として躍動していた。しかし、2年目となった昨シーズン以降、怪我に悩まされ、9番のポジションもカイ・ハフェルツに奪われてしまった。

最近はアーセナルでの将来を疑問視する声も挙がるほど評価を落としているが、アーセナルOBであるジウベルト・シウバはコンディションを改善し、健康を保つことができれば、ジェズスはハフェルツにも劣らないストライカーになれるポテンシャルを持っていると信じている。

「ジェズスは怪我に悩まされてきたし、それが本当に邪魔になっている。リズムを崩すと、いつも最初からやり直さなければならない。どんなプレイヤーにとっても、それは大きな挑戦だ」

「しかし、ジェズスは長い間プレイできなかったため、怪我が彼のスペースの喪失に大きな影響を与えた。また、ジェズスがプレイしていたポジションでプレイしたハフェルツにスペースができた。彼はそこでうまくやっていた。しかし、ジェズスが健康であれば、9番のポジションでもっと活躍できる可能性がある。ハフェルツが好調だったので、彼の不在について考えたことすらない人も多い」(『bettingexpert.com』より)

ジェズスは今シーズン、公式戦8試合に出場しているが、ゴールやアシストはまだない。さらにプレミアリーグでの先発は1試合のみとなっている。一方でハフェルツはここまで公式戦10試合で6ゴール1アシストを記録しており、CFのポジションで確固たる地位を築いている。

今のハフェルツから1番手CFのポジションを奪い返すことは至難の業であるが、ジェズスのコンディションが万全であればハフェルツと違った形でアーセナルの戦力になれることは間違いない。アーセナルレジェンドのイアン・ライト氏もジェズスの復調に期待していたが、悩めるストライカーは再び自身の真価を示すことができるだろうか。