AI用いた製品異常検出システムは多様な種類が存在します。株式会社フツパーが開発した「メキキバイト」は「高品質な画像を撮影する」ということにこだわっており、対象の製品に合わせて光源の種類やベルトコンベアの色などを調整することでAIでの分析に適した画像を撮影できるようにしています。

製造業向け外観検査&品質管理AI「メキキバイト」 | 株式会社フツパー Hutzper

https://hutzper.com/mekiki-baito/

食品関連見本市「FABEX 関西 2024」の会場で株式会社フツパーのブースを発見。AIを用いた品質管理システム「メキキバイト」のデモ機が展示されていました。



AIを用いた異常検知システムは一般的に「カメラで製品の画像を取得し、画像をAIで分析する」という仕組みが採用されていますが、工場によっては照明の明るさや位置などが影響してAIでの分析に適した高品質な画像を取得しにくい場合もあります。メキキバイトは「高品質な画像の取得」にこだわっており、検査ラインの照明やベルトコンベアの色をカスタムして工場の照明などに影響されずに高品質な画像を取得できりょうにしています。

デモ機の光源はこんな感じ。カメラと同じ方向から一定の明るさで対象物を照らせるようになっています。



ベルトコンベアの色も条件に合わせてカスタムするそうです。デモ機のベルトコンベアは白色でした。



食品がカメラの下を通過する瞬間はこんな感じ。食品が明るく照らされていることが分かります。



撮影した画像が以下。非常に鮮明な画像を記録できています。メキキバイトは検査用のラインを撮影ブース化することでAIでの分析に適した高品質な画像を記録できるというわけです。



なお、メキキバイトの詳細は以下のリンク先で確認できます。

製造業向け外観検査&品質管理AI「メキキバイト」 | 株式会社フツパー Hutzper

https://hutzper.com/mekiki-baito/