超簡単で、洗い物も少ない! 小麦粉不要のヘルシーでふんわり 「お好み焼き」レシピ

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アスリート栄養食インストラクターの資格を持ち、簡単で栄養満点なおうちごはんをInstagram(@chan.chan_chii)やブログで紹介している、おうち料理研究家・料理ブロガーちゃんちーさんのレシピ連載第62回。今回は、お子さんたちと一緒に料理を作っているときにひらめいたという手軽なお好み焼きの作り方を紹介します。簡単なだけでなく、洗い物も少なくて済むという忙しい人にはありがたいアイデアレシピです。

洗い物が苦手…できるだけ減らしたい

やっと暑さも和らぎ始め、スープなどの温かい食べ物が食卓によく並ぶようになってきました。涼しくなったお陰でキッチンに立っている間も過ごしやすくなり、夏場より料理に手が込むようになってきましたが、やはり洗い物が苦手な私(笑)。

時間に追われる日々の中で、少しでも洗い物を出さないようにと工夫しながら料理をしていますが、先日、子どもたちが料理のお手伝いしてくれる中でヒントを得て考えたレシピがあります。

それは、ワンボウルで作れて、さらにフライパンやホットプレートなども不要の「お好み焼き」。作ってみたら大成功! 子どもたちにも好評でとても美味しく作ることができました。

実は我が家では、お好み焼きはホットプレートで焼きながら食べるのですが、今回ご紹介するレシピでは、レンジ加熱します。なので、ホットプレートを片づけたり、フライパンを洗ったりする手間もありません(嬉)。

また、お好み焼きを作るときは、形を整えたり、両面焼くためにひっくり返したりしますが、そんな工程は必要なく、とにかく手間いらず。失敗もしにくいので料理初心者さんも手軽に作ることができると思います。

生地には、長芋と豆腐を使っているのですが、長芋は便秘を解消してくれる効果に期待ができる食物繊維が豊富なうえ、身体のむくみを取り除いてくれたりするカリウムも含まれ、嬉しい栄養効果もいくつかあります。豆腐にも良質なタンパク質やカルシウム、鉄分などの栄養素が豊富です。

小麦粉は一切使わないので、一般的に作るお好み焼きに比べてとてもヘルシー。ダイエット中の方や、遅い夕飯にもおすすめです。正確にはお好み焼き“風”ではありますが、食べてみるとふわふわ食感で口に入れると、その味はまさにお好み焼き! ぜひお試しくださいね。

「レンジでお好み焼き」の作り方

生地に紅生姜を加えると、よりお好み焼きに近づきます。お好きな方はぜひ入れてみてください。

<材料>1人分

・長芋 75〜80g(豆腐の半量くらい)

・豆腐 150g(絹豆腐がおすすめですが豆腐ならどの種類でもOK)

・卵 1個

・キャベツ 約60g

・小ねぎ 1本

・めんつゆ 大さじ1/2

・粉末だし 小さじ1/2

A) お好みソース 適量

A) マヨネーズ 適量

A) 鰹節 適量

A) 青のり 適量

<作り方>

【下準備】豆腐は水切りしておく。※キッチンペーパーで包んで、レンジ600wで3分加熱でもOK。

【1】キャベツは千切りにし、小ネギは小口切りにする。※キャベツの千切りは食べ応えや食感を出したいときは少し太めに切ってください。

【2】長芋の皮を剥き、ボウル(ここでボウルの代わりに耐熱皿を使えば洗い物が1つ減らせます)にすりおろして入れたら、卵を加えてしっかりと混ぜ合わせる。

【3】水切りした豆腐を加え、なめらかになるように混ぜ合わせたら、粉末だしとめんつゆを加えて混ぜ合わせる。※豆腐の潰し具合はお好みで調整してOK。

【4】【1】も加えて生地となじませながら混ぜたら、耐熱皿に入れる。

【5】ふわっとラップをかけ、レンジ600wで6〜7分加熱する。※容器の大きさ・深さで多少加熱時間が変わってきます。様子を見ながら調節してください。

【6】加熱が終わったら、(A)をトッピングして完成。

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