スポニチ

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 長期休養から11カ月ぶりの実戦となるブレイディヴェーグはWコースで3頭併せ。先行するアーレンダール(5歳2勝クラス)とロジシルバー(4歳3勝クラス)を追走する形で最後は鋭い反応を見せて併入した。5F65秒1〜1F11秒2をマーク。宮田師は「正直、(調教の)絶対量としては物足りないけど、これ以上頑張ったら酷というくらい動いてくれました」と手応えを示した。

 昨年11月のエリザベス女王杯で、イクイノックスと並び最少キャリア(5戦目)で古馬G1制覇を達成した。しかし、その後は右飛節の炎症で3月のドバイターフを回避。復帰戦に予定していた新潟記念も軽度の筋肉痛が出て見送った。そこから少しずつ状態を上げてきた。同師は「ようやく75〜80点くらいまで上がってきた。またG1タイトルを獲る馬だと思っているので、まずは無事に走って次に、というのがある。(東京芝1800メートルは)馬自身の力で対応できる舞台」と期待を込めた。復活Vで再びG1ロードへ舞い戻る。