SUPER EIGHT、デビュー20周年&改名後初アリーナツアー ファンに“超”感謝「育ててくれてありがとう、愛してる」【超アリーナツアー2024 SUPER EIGHT/ライブレポート】
【モデルプレス=2024/10/11】SUPER EIGHTが10月10日、最新アルバム「SUPER EIGHT」を引っ提げ、改名後初となる全国アリーナツアー「超アリーナツアー2024 SUPER EIGHT」の横浜アリーナ最終公演を開催した。<ライブレポート※ネタバレあり>
【写真】SUPER EIGHT、“∞”アピールの20周年ド派手ステージ
今年2月に改名し、新たなスタートを切ったSUPER EIGHT。改名後初となる本公演は、愛知、新潟、福岡、神奈川、大阪、北海道の計6会場16公演を開催(※静岡公演は台風の為中止)。また冬には福岡、東京、大阪の計3会場にてドーム公演を予定している。
改名後初のリリースで、かつグループとしてはデビュー20周年を記念する作品でもある最新アルバム「SUPER EIGHT」は、「1000年後の未来から来たSUPER HERO」をテーマに制作されたアルバムを一つのスーパーヒーロー物に見立て、物語を紡ぐように構成されたSUPER EIGHTらしいバラエティに富んだ楽曲が収録。そんなアルバムを引っ提げた今回のツアーでは、映像など随所に未来感を演出。SUPER EIGHTならではのダンスありバンドあり笑いありの超エンターテインメントとなっている。
頭上にある「∞」マークで設置されたスポットライトを浴びながら、真っ赤な衣装に身を包んだ5人がメインステージに登場すると歓声が沸き起こり、オープニングには最新アルバムの1曲目でもある「カカッテコーゼ」で開幕。メンバーカラーのペンライトで揺れるなか、センターステージで「オオカミと彗星」を歌唱後、大倉忠義が「横アリラスト〜!盛り上がっていけるのかい!?」と客席に向かって呼びかけると「稲妻ブルース」へ。丸山隆平は「へい横浜〜!みんなで会場を爆破させようぜ!!」と活きが良い掛け声で煽った。
メインステージに戻ると始まったのは、SUPER EIGHTおなじみのバンドコーナー。アニメのOP主題歌にも起用された「アンスロポス」から始まり、5人で再録した「BOY’23」では安田章大と横山裕がギターでセッションする場面も。安田は「SUPER EIGHT、20周年、まだまだ続くんだ〜!」と叫び、「未完成」「喝采」と立て続けに披露。
曲が終わると、安田は「eighter!(※SUPER EIGHTのファンの呼称)楽しんでるか〜い!!20周年祝ってくれてマジでありがとう!ここまで来れたのは応援してくれたみんなのおかげやぞ、ありがとう〜!」と声高らかに感謝。「うちわとペンライトを置いて、声をくれませんか?eighter!声をくれー!もっとくれー!」と呼びかければ、会場からは「イェーイ!!!」と熱い歓声が送られ、SUPER EIGHTは拍手。その応酬に安田は「これがSUPER EIGHTとSUPER EIGHTERとの確かな絆だ!!!」と胸を張った。
この日は映像収録のカメラが入っていることが事前にアナウンスされていたが、SUPER EIGHTのパフォーマンスに声を上げて盛り上がる観客を前に、横山は「映像が入ってる時のほうが“えいぞう〜”言うてね」とダジャレを決めると、すかさず丸山隆平は「言うよね〜」とニヤリ。横山が「思いっきり声ください!準備はいいですか!?」と合図を出し、「エイト〜!」「一発〜!」の掛け合いで始まったのは「モンじゃい・ビート」。安田が歌唱途中で、「泣くな、eighterじゃないか 嗚呼ナンボのモンじゃい!」と替え歌をする場面もあり、一体感あふれる会場を見渡した村上信五は歌い終えると「ビタビタに決まりましたわ、今日」と歌詞通りの“ドヤ顔”で自信を見せた。
10年前にABC「熱闘甲子園」のテーマソングとなった「オモイダマ」を、ブラスバンドver.で各会場の学生たちとコラボレーションしている今回のツアー。横浜アリーナ公演では、駒澤大学高等学校吹奏楽部を迎え、さらに輝きを増した「オモイダマ」を披露。SUPER EIGHTらしく温かな空気で会場を包み込むと、再びMCへ。
デビュー20周年ということで、村上が「浪花いろは節から始まって…」とデビュー曲を振り返り、安田も「最初はみんなでCDを手売りしていた」と懐かしみながら「関西限定盤のCDを持っている方はいるんですか?」と会場に聞くと、手を上げるファンがちらほら。村上は目を丸くさせ「諦めずにようここまで…!ほんまにいろいろクリアしたらお小遣いをあげたいんやけどな!いろいろ耐え忍んで、よくぞ今日の日を迎えていただいて、本当にありがとうございます。アカンわ、グッときてまう」とデビューから応援してくれているファンにも改めて感謝を伝えた。
拍手が起こるなか、大倉が「あの頃はね、約半分になるとは思わなかったよねぇ」とメンバーの減員についてふれると、会場からは笑いが。さらに安田が「東京国際フォーラムに来た人はほとんどおらんと思う」と20年前の初東京公演についてふれると、再び客席で手を上げているファンがいたため、村上は「嘘やろ!?!?うわ〜!国が許すならお小遣いあげたい!」と感激しきりだった。また丸山と安田による伝説の漫才コンビ“山田”の話題もあがり、当時披露していたネタ「扇風機」をその場で再現することになった2人。即席にもかかわらず見事なテンポで盛り上げ、村上は「あの頃より全然クオリティが上がってる!」と大絶賛だった。
終盤で再び迎えたバンドコーナーでは、炎の特効演出のなか、懐かしのナンバー「ブリュレ」「ゴリゴリ」などを披露。20年という時の流れを感じさせながらも、安田は「任せろ未来!」と新たな未来に期待を呼びかけた。続く「ハライッパイ」では、大倉の父が飲食チェーン店・鳥貴族の社長であることにちなみ、「トリキに行きたい!」と替え歌で盛り上げる。さらにライブのテッパン曲「“超”勝手に仕上がれ」で会場を一体に。「最高〜!」「ありがとう!」の声が観客から上がるなか、安田は「ありがとう!みんなに拍手を送りたい。今日ここに入りたかったeighterの分まで届けるために拍手をくれ〜!」と叫び、拍手を浴びると「20年一緒に走って来れたんやから、この先も一緒に走っていきたいと思ってます」と熱い思いを伝え、デビュー20周年を迎えたSUPER EIGHTのさらなる明るい未来を予感させる「音楽が聴こえている」で会場のクラップとともに魂を込めたパフォーマンス。
歌い終えると、改めてマイクを持った安田は「eighter楽しいか?嬉しいか?ドキドキするか?ゾクゾクもするんか?ひとつひとつの感情を、瞬間に爆発させる、それがSUPER EIGHTのライブ、コンサートです。届いてますか?これまで作ってきたものがたった今、こういうかたちとなってみんなに届けられている、これはいいよね、本当に。幸せをくれて本当にありがとう。感謝してます」としみじみ感謝。続けて「『感謝してる』や『ありがとう』を上回る言葉なんてないんちゃうかなって、日々考えてるんですけど、一個上回る言葉を見つけたんです。それを上回る感謝の気持ちは、たった5文字『愛してる』ってことです。何回も言えば言うほど陳腐な言葉になってしまう『ありがとう』や『感謝』を『愛してる』という思いに込めて言うなり、『愛してる』で返すなり、僕たちはこれまでそれを体現してきました。だからここから後も『ありがとう』と『感謝』を『愛してる』という言葉で返し続けたいと思います。受け取ってください。育ててくれてありがとう。僕以外の4人も同じことを思っていると思います」と最後の最後まで熱い思いを伝え、本編ラストを飾ったのは「Eightdays」。順風満帆ではなかった山あり谷ありのSUPER EIGHTが歩んだ20年の軌跡と、それらを抱えて漕ぎ出す未来を描いた1曲で締めくくった。
“エイトコール”で迎えたアンコールでは、SUPER EIGHTがスタンドトロッコでよりファンの近くへ。「乾杯!!節」から始まり、関西感あふれるナンバー「∞SAKAおばちゃんROCK」、代表曲「無責任ヒーロー」の計3曲を歌唱。村上は「楽しい時間を一緒に作ってくださいましてありがとうございます。我々は幸せ者です」と噛み締めながら挨拶をすると、スタッフや会場、そしてファンへ感謝。最後に横山がおなじみの挨拶「俺たちが、最高で、最強の、SUPER!」と呼びかけると、会場全員で「EIGHT〜!!!!!」と声を上げ、約2時間10分の公演は終了。横浜アリーナ公演は3日間4公演で6万人を動員した。(modelpress編集部)
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【写真】SUPER EIGHT、“∞”アピールの20周年ド派手ステージ
◆「超アリーナツアー2024 SUPER EIGHT」
今年2月に改名し、新たなスタートを切ったSUPER EIGHT。改名後初となる本公演は、愛知、新潟、福岡、神奈川、大阪、北海道の計6会場16公演を開催(※静岡公演は台風の為中止)。また冬には福岡、東京、大阪の計3会場にてドーム公演を予定している。
◆SUPER EIGHT、デビュー20周年で見せたeighterとの絆
頭上にある「∞」マークで設置されたスポットライトを浴びながら、真っ赤な衣装に身を包んだ5人がメインステージに登場すると歓声が沸き起こり、オープニングには最新アルバムの1曲目でもある「カカッテコーゼ」で開幕。メンバーカラーのペンライトで揺れるなか、センターステージで「オオカミと彗星」を歌唱後、大倉忠義が「横アリラスト〜!盛り上がっていけるのかい!?」と客席に向かって呼びかけると「稲妻ブルース」へ。丸山隆平は「へい横浜〜!みんなで会場を爆破させようぜ!!」と活きが良い掛け声で煽った。
メインステージに戻ると始まったのは、SUPER EIGHTおなじみのバンドコーナー。アニメのOP主題歌にも起用された「アンスロポス」から始まり、5人で再録した「BOY’23」では安田章大と横山裕がギターでセッションする場面も。安田は「SUPER EIGHT、20周年、まだまだ続くんだ〜!」と叫び、「未完成」「喝采」と立て続けに披露。
曲が終わると、安田は「eighter!(※SUPER EIGHTのファンの呼称)楽しんでるか〜い!!20周年祝ってくれてマジでありがとう!ここまで来れたのは応援してくれたみんなのおかげやぞ、ありがとう〜!」と声高らかに感謝。「うちわとペンライトを置いて、声をくれませんか?eighter!声をくれー!もっとくれー!」と呼びかければ、会場からは「イェーイ!!!」と熱い歓声が送られ、SUPER EIGHTは拍手。その応酬に安田は「これがSUPER EIGHTとSUPER EIGHTERとの確かな絆だ!!!」と胸を張った。
この日は映像収録のカメラが入っていることが事前にアナウンスされていたが、SUPER EIGHTのパフォーマンスに声を上げて盛り上がる観客を前に、横山は「映像が入ってる時のほうが“えいぞう〜”言うてね」とダジャレを決めると、すかさず丸山隆平は「言うよね〜」とニヤリ。横山が「思いっきり声ください!準備はいいですか!?」と合図を出し、「エイト〜!」「一発〜!」の掛け合いで始まったのは「モンじゃい・ビート」。安田が歌唱途中で、「泣くな、eighterじゃないか 嗚呼ナンボのモンじゃい!」と替え歌をする場面もあり、一体感あふれる会場を見渡した村上信五は歌い終えると「ビタビタに決まりましたわ、今日」と歌詞通りの“ドヤ顔”で自信を見せた。
◆SUPER EIGHT「オモイダマ」でブラスバンドと共演 伝説の漫才コンビ“山田”も復活
10年前にABC「熱闘甲子園」のテーマソングとなった「オモイダマ」を、ブラスバンドver.で各会場の学生たちとコラボレーションしている今回のツアー。横浜アリーナ公演では、駒澤大学高等学校吹奏楽部を迎え、さらに輝きを増した「オモイダマ」を披露。SUPER EIGHTらしく温かな空気で会場を包み込むと、再びMCへ。
デビュー20周年ということで、村上が「浪花いろは節から始まって…」とデビュー曲を振り返り、安田も「最初はみんなでCDを手売りしていた」と懐かしみながら「関西限定盤のCDを持っている方はいるんですか?」と会場に聞くと、手を上げるファンがちらほら。村上は目を丸くさせ「諦めずにようここまで…!ほんまにいろいろクリアしたらお小遣いをあげたいんやけどな!いろいろ耐え忍んで、よくぞ今日の日を迎えていただいて、本当にありがとうございます。アカンわ、グッときてまう」とデビューから応援してくれているファンにも改めて感謝を伝えた。
拍手が起こるなか、大倉が「あの頃はね、約半分になるとは思わなかったよねぇ」とメンバーの減員についてふれると、会場からは笑いが。さらに安田が「東京国際フォーラムに来た人はほとんどおらんと思う」と20年前の初東京公演についてふれると、再び客席で手を上げているファンがいたため、村上は「嘘やろ!?!?うわ〜!国が許すならお小遣いあげたい!」と感激しきりだった。また丸山と安田による伝説の漫才コンビ“山田”の話題もあがり、当時披露していたネタ「扇風機」をその場で再現することになった2人。即席にもかかわらず見事なテンポで盛り上げ、村上は「あの頃より全然クオリティが上がってる!」と大絶賛だった。
◆SUPER EIGHT、ファンに“超”感謝「育ててくれてありがとう、愛してる」
終盤で再び迎えたバンドコーナーでは、炎の特効演出のなか、懐かしのナンバー「ブリュレ」「ゴリゴリ」などを披露。20年という時の流れを感じさせながらも、安田は「任せろ未来!」と新たな未来に期待を呼びかけた。続く「ハライッパイ」では、大倉の父が飲食チェーン店・鳥貴族の社長であることにちなみ、「トリキに行きたい!」と替え歌で盛り上げる。さらにライブのテッパン曲「“超”勝手に仕上がれ」で会場を一体に。「最高〜!」「ありがとう!」の声が観客から上がるなか、安田は「ありがとう!みんなに拍手を送りたい。今日ここに入りたかったeighterの分まで届けるために拍手をくれ〜!」と叫び、拍手を浴びると「20年一緒に走って来れたんやから、この先も一緒に走っていきたいと思ってます」と熱い思いを伝え、デビュー20周年を迎えたSUPER EIGHTのさらなる明るい未来を予感させる「音楽が聴こえている」で会場のクラップとともに魂を込めたパフォーマンス。
歌い終えると、改めてマイクを持った安田は「eighter楽しいか?嬉しいか?ドキドキするか?ゾクゾクもするんか?ひとつひとつの感情を、瞬間に爆発させる、それがSUPER EIGHTのライブ、コンサートです。届いてますか?これまで作ってきたものがたった今、こういうかたちとなってみんなに届けられている、これはいいよね、本当に。幸せをくれて本当にありがとう。感謝してます」としみじみ感謝。続けて「『感謝してる』や『ありがとう』を上回る言葉なんてないんちゃうかなって、日々考えてるんですけど、一個上回る言葉を見つけたんです。それを上回る感謝の気持ちは、たった5文字『愛してる』ってことです。何回も言えば言うほど陳腐な言葉になってしまう『ありがとう』や『感謝』を『愛してる』という思いに込めて言うなり、『愛してる』で返すなり、僕たちはこれまでそれを体現してきました。だからここから後も『ありがとう』と『感謝』を『愛してる』という言葉で返し続けたいと思います。受け取ってください。育ててくれてありがとう。僕以外の4人も同じことを思っていると思います」と最後の最後まで熱い思いを伝え、本編ラストを飾ったのは「Eightdays」。順風満帆ではなかった山あり谷ありのSUPER EIGHTが歩んだ20年の軌跡と、それらを抱えて漕ぎ出す未来を描いた1曲で締めくくった。
“エイトコール”で迎えたアンコールでは、SUPER EIGHTがスタンドトロッコでよりファンの近くへ。「乾杯!!節」から始まり、関西感あふれるナンバー「∞SAKAおばちゃんROCK」、代表曲「無責任ヒーロー」の計3曲を歌唱。村上は「楽しい時間を一緒に作ってくださいましてありがとうございます。我々は幸せ者です」と噛み締めながら挨拶をすると、スタッフや会場、そしてファンへ感謝。最後に横山がおなじみの挨拶「俺たちが、最高で、最強の、SUPER!」と呼びかけると、会場全員で「EIGHT〜!!!!!」と声を上げ、約2時間10分の公演は終了。横浜アリーナ公演は3日間4公演で6万人を動員した。(modelpress編集部)
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