セルティックで躍動を続ける古橋(左)と旗手(右)。(C)Getty Images

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 加入してからの活躍を、主将も高く評価しているようだ。

 セルティックのキャプテンを務めるカラム・マグレガーが、UEFAのインタビューで、一部のチームメイトに対する印象を語った。YouTubeの公式チャンネルで配信された動画で、古橋亨梧と旗手怜央らに言及している。

 古橋は2021年夏にスコットランドに渡ると、アンジェ・ポステコグルー監督の下ですぐにゴールを量産。圧倒的な得点力と、真摯ながら笑顔を絶やさない人柄で、サポーターから愛されてきた。

 マグレガーは古橋をひと言で表すなら「フィニッシャー」だと答え、「この数年、これまで見た中で最高のワンタッチフィニッシャーだと思う」と賛辞を寄せている。

「僕らのプレーから、彼はとても重要だ。僕らは相手を崩そうとしたり、折り返しで狙おうとする。彼のフィニッシュはレベルが違うんだ。もちろん、ファンからも愛されている。ちょっとクレイジーなキャラクターなんだ」
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 一方、旗手は古橋の活躍を受け、半年後にセルティックへ移籍。宿敵レンジャーズとの最初のダービーマッチで2得点と大活躍し、ファンのハートをつかんだ。以降、中盤に欠かせない存在だ。

 マグレガーは旗手を「型破り」と評し、「ノっているときの彼は止められない」と称賛した。

「トッププレーヤーの資質をすべて備えている。どんなパスもフィニッシュも持ち、それらをいつ出してくるか決して分からない。加入してから毎週成長している」

 ユース出身でセルティックを長く支えてきた主将の目から見ても、古橋と旗手は卓越したレベルにあるようだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部