中日監督の星野仙一が選手に説いてた「ひと休みできるのは4番の原の時だけだぞ」衝撃秘話

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「原さんに怒られちゃうな」

 これは元巨人・岡崎郁氏のYouTubeチャンネル〈アスリートアカデミア【岡崎郁公式チャンネル】〉に出演した野球解説者の山粼武司氏が、ルーキー時代を回想した際のセリフだ。

 山粼氏は1986年、捕手としてドラフト2位で中日に入団。1987年から中日の監督に就任した星野仙一氏は「打倒・巨人」に闘志を燃やすことで有名だった。当時、バットコントロール巧みなウォーレン・クロマティー、駒田徳広、吉村禎章、そして岡崎氏といった左打者を打ち取るのは苦労したようだが、

山粼「ひと休みできるのは4番の原(辰徳)だけだぞ、って言われてたんですよ、原さんのところでガコーンって打たれることはあるけど、でも原さんは穴が大きいぞ、っていうミーティングだったんですよ」

岡崎「でもホームランバッターは、穴が大きいのはしょうがないよね」

山粼「その前にクロマティーがいるじゃないですか。クロマティーなんかアウトコースのボール、離れてるのにちょこんと当ててレフト前でしょ。その後、ズラーッと左バッターが続くんで…」

 ちなみに星野監督の現役時代、原とは1981年、1982年の2年間に対戦があり、通算36打数7安打、打率1割9分4厘と抑え込んでいる。

(所ひで/ユーチューブライター)