広島・常廣羽也斗【写真提供:産経新聞社】

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常廣がプロ初登板初先発を初勝利で飾った

■ 広島 10ー2 DeNA(15日・マツダスタジアム)

 広島のドラフト1位・常廣羽也斗投手が15日、マツダスタジアムで行われたDeNA戦でプロ初登板初先発。5回7安打1失点、4奪三振3四死球でプロ初勝利を飾った。チームの連敗を6で止めた22歳右腕に、ファンは「連敗を止めたのはルーキーの常廣くん、救世主現る」「エースになるのは間違いなし」と大喜びだ。

 即戦力の期待を受けながら、2軍でも初登板は5月7日と出遅れた。それでも9月8日のソフトバンク戦で“プロ初完封”を果たして大事なシーズン終盤に1軍切符を掴んだ。相手はいずれもリーグトップのチーム打率.255、91本塁打を誇る“最強打線”だったが、臆することなく腕を振った。

 初回2死二、三塁のピンチを招くも宮崎をフォークで見逃し三振で無失点で切り抜けると、直後に味方が4点を援護。3回には宮崎の三ゴロの間に1点を失ったが最少失点でしのいだ。打線の大量得点にも守られ歓喜の瞬間を迎えると、爽やかな笑み。4位との直接対決に先勝してAクラス死守へ2ゲーム差とし、逆転優勝へ上位2チームにも食らいついた大きな1勝となった。

 ファンは「ピッチングフォームめっちゃ好きだわ」「フォークの落差エグすぎだろ ストレートも球速以上の威力を感じる」「フォークが凄すぎて変な声出た笑」「常廣くんの爽やかさはマジでヤバいですね」「常廣がかっこよくて可愛すぎる」などと称賛。「カープと日本球界を代表する投手になっていくでしょう」「来年2桁勝てるピッチャー」「大活躍すると思います」「次世代のエース」と期待する声も多かった。(Full-Count編集部)