男女30人が一時、中州に取り残された湯檜曽川(15日午後5時25分、群馬県みなかみ町湯檜曽で)

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 15日午後1時30分頃、群馬県みなかみ町湯檜曽(ゆびそ)の湯檜曽川で、男性から「川遊び中に、中州に取り残された」と119番があった。

 消防と県警が出動し、約1時間10分後、中州にいた5〜49歳の男女計30人全員をボートなどで救助した。けが人はなかった。

 県警沼田署などによると、30人は群馬県内や埼玉、茨城県などから訪れた行楽客ら。現場はJR上越線湯檜曽駅から北に約1・5キロにある中州で、川遊びをする家族連れなどに人気のある場所だったという。

 気象庁によると、現場付近や上流では、同日正午からの1時間で20〜30ミリの雨が降っていた。同署は、局地的な雨で川の水位が急激に上がったとみている。