カブス鈴木誠也、終盤の8回に“逆転の口火”となる適時打!止まらない3安打猛打賞 先発の今永昇太は13勝目でド軍に勝ち越し

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鈴木誠也が逆転の口火を切る適時打を放った(C)Getty Images

 カブスの鈴木誠也が現地時間9月10日(日本時間11日)、敵地ドジャースタジアムでのドジャース戦に「3番・DH」で先発出場。1‐3で迎えた8回無死一・二塁の場面で中堅への適時打を放った。

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 さらに相手の悪送球も絡んで3‐3の同点とすると、一死一・二塁でマイケル・ブッシュは二ゴロを打つと、二塁手のグラブからボールがこぼれてエラー。その間に鈴木が生還して逆転に成功すると、この回は5点を入れて6‐3とした。

 約3か月ぶりのメジャー復帰登板を果たした山本由伸との対戦では初回の第1打席は見逃し三振に倒れ、第2打席も空振り三振に切って取られた。

 その後、6回の第3打席は中堅への二塁打を放ち、9回にも中前にはじき返して3安打猛打賞を記録した。

 カブスの先発は今永昇太で、山本由伸と投げ合った。山本はメジャー復帰登板で4回1失点で降板。今永は3発のソロを浴びたものの粘りの投球で7回まで投げ切り、3失点で今季13勝目を手にした。

 前日の同戦では、3回の第2打席に左前打で出塁した鈴木。7回の第4打席はフェンス付近まで大きな打球を飛ばしたが、中飛に終わった。チームは10‐4で快勝したが、この日も逆転勝ちでこのカードの勝ち越しを決めた。

 4人の日本人選手がドジャースタジアムに集結した注目の3連戦2戦目で、鈴木が5打数3安打1打点と結果を残した。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]