日産「高級ミニバン」全面刷新に期待!? 14年超えの「エルグランド」超豪華な「“4人乗り”VIP」も存在! 最新仕様はどんなモデル?
14年超の「エルグランド」最新仕様の中身とは?
日産の高級ミニバンとしてラインナップされるのが「エルグランド」です。
初代モデルは1997年にデビュー。メッキパーツなどを用いた存在感のある外観や豪華で広々としたインテリアなど、それまでは存在しなかった“高級ミニバン”という新たなジャンルを開拓しました。
現行モデルとなる3代目は2010年8月に発売。2代目までの縦置きエンジンやFRレイアウトではなく、横置きエンジンとFFレイアウトを採用し、走行性能も高めています。
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今では定番となった高級ミニバンですが、現在はトヨタ「アルファード/ヴェルファイア」が圧倒的な人気を誇っており、先駆者であるエルグランドはその勢いに押され気味であることは否めません。
ただし、度重なるマイナーチェンジや改良が重ねられ、常に最新のモデルへとアップデートしているエルグランドとは、一体どのようなモデルなのでしょうか。
現行モデルではマイナーチェンジを2度おこなっており、2014年にはエアロ仕様の「ハイウェイスター」のフロントフェイスを存在感のある意匠へと変更。
2020年に再びフロントフェイスの変更が実施され、緻密なドットが敷き詰められたグリルを装着するなど、エルグランドの堂々としたスタイルをさらに強調するデザインを採用しています。
そのうえで、最新のエルグランドは2024年3月に一部改良が発表されたモデルで、「インテリジェント アラウンドビューモニター(移動物検知機能付)」と「ディスプレイ付自動防眩式ルームミラー」が全車に標準装備化されるなど、安全性の向上を図りました。
なお、エルグランドには2列シート4人乗りの「VIP」もラインナップされています(3列シート仕様7人乗りも設定)。
現時点ではライバルのアルファード/ヴェルファイアやホンダ「オデッセイ」には存在しない、後席2座の贅沢なレイアウトを採用したショーファーモデルですが、外観は標準モデルと同様ながら、Cピラーとリアに「VIP」のエンブレムが装着され、日産のフラッグシップミニバンであることを示しています。
室内は特に後席の足元を広く確保したほか、電動オットマンが付いたキャプテンシートを装着。大型アームレストやパワーリクライニング、シートヒーターも完備され、ゆったりと快適な移動が楽しめます。
エルグランドの価格(消費税込)は408万2100円から597万8500円、VIPは636万7900円から837万8700円です。
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登場から14年が経過したエルグランドですが、新型モデルへの全面刷新が期待されています。
2023年10月に開催された「ジャパンモビリティショー2023」で日産は、「ハイパーツアラー」というコンセプトモデルを世界初公開。
このモデルが4代目となる新型エルグランドなのではないかといわれており、今後の動向が注目されます。