敵地でバーレーンに快勝した日本代表【写真:ロイター】

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日本は中国に7-0、バーレーンに5-0の勝利

 森保一監督が率いる日本代表は、現地時間9月10日に2026年北中米ワールドカップ(W杯)アジア最終予選の第2戦でバーレーンと対戦し、5-0と快勝を収めた。

 9月シリーズでは2戦合計12-0となったなか、韓国メディアが「クレイジーな火力ショー」と言及している。

 日本は5日に行われたアジア最終予選の初戦で中国と対戦し、7-0と快勝を収めていたなか、10日にアウェーのバーレーンに乗り込んだ。中国戦からは大きくメンバーを変えず、3バックを引き続き採用し、MF久保建英からMF鎌田大地に入れ替えたスタメンで臨んだ。

 日本は前半、ボールを握るも攻めあぐねたなか、同37分にFW上田綺世のPKで先制。そして後半の立ち上がりに上田が2点目を決めると、MF守田英正も2点を加える。選手交代を行ったなかで、途中出場のFW小川航基もダメ押しゴールを決めて5-0とした。

 日本はこれで中国戦と合わせて2戦合計12得点0失点と圧巻の数字に。韓国スポーツ紙「MKスポーツ」は「日本、狂気(クレイジー)な火力ショー。バーレーンでまたも大勝。計12得点、0失点」と見出しを打ち「日本は猛烈な勢いを見せ、アジアでFIFAランキング1位の風格を見せた。過去2試合で日本は12得点、0失点を記録。実力で劣る中国を7得点で沈め、アウェーのバーレーン戦でも5得点を挙げるなど火力を見せつけた。同時に、3バックで後方に安定感を加え、1失点も許さない堅実さも見せた。圧倒的なパフォーマンスだった」と称賛している。

 オーストラリアやカタールが2戦未勝利、韓国やサウジアラビアは勝利を収めながらも苦戦している様子の今最終予選において、日本の“無双ぶり”は各国から見ても一目を置かれている。(FOOTBALL ZONE編集部)