さあ、今年もやって参りました。

本日(日本時間 9月10日)未明に行なわれた、Appleの新製品発表会。

iPhone 16シリーズを始めとする、数々の新製品が発表されました。ここでは、90分にわたる発表内容の書き起こしをまとめています。動画を見る時間はないけど、ざっと内容を把握したい方はどうぞ!

■ 目次

・Apple Watch Series 10 & Apple Watch Ultra 2 新色「サテンブラック」

・AirPods 4 & AirPods Max & AirPods Pro2 アップデート

・iPhone 16

・iPhone 16 Pro

イントロ

iPhone 16が(たぶん)発表される #AppleEvent 始まりました! Apple Watch着けた人々が踊りまくってます!

Tim Cookが登場。まずはApple Watch、AirPodsの発表からです。

「これまでApple Watchのヘルケア機能で命を救ってきました、生活の改善にもつながっています」とのこと。

ますます生活に欠かせなくなったApple Watchが登場します。

Apple Watch Series 10 & Ultra 2の新色「サテンブラック」

Apple Watch Series 10

Apple Watch Series 10の登場!

Apple史上、最も進化したディスプレイで、スクリーン領域は30%増。Apple Watch Ultraよりも大きいそうです。

滑らかでソフトな外観になりました。スクリーンも前モデルより40%明るくなりました。

動画に登場したWatchは新色「ジェットブラック」のようです。

また前モデルよりも10%も薄くなりました。

新しい文字盤も登場します。

アルミニウムモデルの色はジェットブラック、ローズゴールド、シルバー。

薄いボディでスピーカーシステムを刷新しています。直接スピーカーから音楽が聴けるようです。

急速充電も進化し、30分で80%まで充電可能に。アルミニウムは10%軽量になりました。

チタニウムも3つのカラーで登場しました。再生チタニウム製になってます。

Apple Watch Series 10の頭脳は新チップ「S10 SiP」。これによって、今まで以上に機械学習を使った機能が活用できるように。翻訳アプリも使えます。

Apple Watch Series 10は、睡眠時無呼吸症候群の検知に対応するとのこと。

またヘルスケア機能で「呼吸の乱れ」というページが追加され、睡眠時の呼吸データが記録されます。医師と話すときの診断材料にできるようです。

日本も含む、150以上の国で使えます。

ワークアウト機能も向上。

ディスプレイが見やすく、水上や水中のアクティビテでより使えるように。アクティビティ中に水温を検知して表示できたり、海の様子をチェックできたり。サーフィンなどを想定しているそうです。

世界中の海岸で使用可能です。

Apple Watch Series 10は、今日から予約開始。9月20日発売。

価格は399ドル(Wi-Fiモデル)・499ドル(セルラーモデル)。

Apple Watch Ultra 2の新色「サテンブラック」

Apple Watch Ultra 2の新色「サテンブラック」も登場。独自のブラスト加工をしたモデルです。

チタニウムミラーレスループという新バンドも追加に。チタン製のワイヤーで編まれたゴージャスなもの。バンドをとめるときに、カチって音がするらしい。

エルメスモデルも登場。

Apple Watch Ultra 2 サテンブラックは今日から予約開始、発売は9月20日。価格は799ドルとのこと。

【Apple Watchまとめ】Series 10はかなりUltraに近づいた #AppleEvent

AirPods 4 & AirPods Max & AirPods Pro2アップデート

AirPods 4

AirPods 4が登場!

オリジナルデザインをベースに大きなアップデート。特に音響がアップデートされました。Apple製チップ「H2」を搭載しています。

空間オーディオにも対応しました。端子はUSB-Cになり、最大30時間使えます。

オープン型ですがノイキャン搭載のモデルも。また会話するときだけ流れている曲の音量を下げるなどしてくれる「適応型オーディオ」といったAirPods Proなどで使えた高度な機能が実装されています。

まとめはこちら。

AirPods 4は通常版が149ドル、ノイズキャンセリング対応版が179ドルです。今日から予約開始、発売は9月20日。

AirPod MAX4

AirPod MAX4も登場しました。新色が登場します、ミッドナイト、ブルーなど。

またUSB-Cに対応しました!

549ドル、今日から予約開始、発売は9月20日です。

AirPods Pro 2のアップデート

AirPods Pro 2のアップデートで新しい機能がやってきます。

難聴を保護する「ヒアリングテスト」という機能で、聴力データを記録できて、異常がないかときおり参考にする、みたいな使い方。

難聴の人の75%が必要なサポートを受けられていないそうで、それを「発見したい」というのが開発の動機のようです。

この機能は10月以降、日本を含む100以上の国で使用可能です。

【AirPods 4まとめ】アクティブノイズキャンセリング搭載のオープンイヤー

iPhone 16

新しいiPhone「iPhone 16」が発表されました!

AIのために完全に新設計されたとのことです。カメラが縦2つになってます。

再生アルミニウム製。明るい色が非常に美しい。サイドの丸みが増してるかも。

iPhone 16の表面はセラミックシールドガラスになっていて、従来よりも50%、割れにくくなっているとのこと。

iPhone 16は6.1インチ、iPhone 16 Plusは6.7インチ。

アクションボタンからボイスメモ、Shazamも使えるようです。

さらにiPhone 16には「カメラを起動する用のボタン(カメラコントロール)」がつきました。

横持ちで撮るときに指があたる位置にあるみたいですね。縦で撮るときどうなんだろ。

iPhone 16の頭脳は新チップ「A18」。6コアで、パフォーマンスはiPhone 15に比べて最大60%アップとのこと。「ほかのどのスマホよりも速いですよ」とまで言っています。

異例なことに、今回Appleは「iPhone 16のGPU」の性能まで紹介しています。

そして話はAppleのAI「Apple Intelligence」へ。そのための高性能化なのですね。

AppleのAI「Apple Intelligence」はiPhone 16に搭載される「A18」のような強力なチップの力を用いて、生成AI的に機能します。

ChatGPTなどのように、文脈を理解し、文章を生成したりできるそう。Slack上で返信を書かせています。絵文字(なぞのカエル)を生成したりもしてますね。

できることの例としては…

・書き留めたメモを招待状にまとめてくれる

・最新レビューを公開する前に構成してくれる

・新しい絵文字を作れる

・大切な思い出を振り返るムービーを作成できる

など。

またiPhoneの操作手順をSiriが教えてくれたりも。

カメラを使ったGoogleレンズ的な機能もあります。

できることは…

・レストランを映すだけで情報がすべてを取り込める

・ポスターの写真を撮るだけで書かれている日時などの情報を取り込む

・犬の写真を撮るだけで犬種を教えてくれる

などなど 。

「Apple Intelligence」は来月のベータ版で公開。米国英語版から開始され、日本は来年から追加を予定しています。

次はカメラコントロールのボタンについて。

写真が素早く取れるようになります。横向き縦向きでもOK。

感圧式のボタンで、このボタンに触れるとズームしたりできます。被写界深度をいじったりもでき、いろいろな操作に使えるっぽい。

iPhone 16のカメラについて。48MP(4800万画素)のメインカメラと、超広角カメラという構成。メインカメラは2倍ズームでき、動画撮影は4K 60FPSまで。

空間ビデオの撮影も可能になります。思い出を再体験できるように。

ゲーミングにも最適化されています。

今までiPhone 15 Proシリーズでしか遊べなかった、最新ゲームが遊べるそうです。バイオハザードやアサシンクリードとかですね。

新チップ「A18」のおかげで、オープンワールド系のゲームもさくさく動くよ、とのことです。

iPhone 16のまとめ。

iPhone 16(128GB)は799ドル、iPhone 16 Plus(128GB)は899ドルからです。

9月13日(金)に予約開始、9月20日発売。

【iPhoneまとめ】これ見とけばOK。iPhone 16/Proの特徴・価格・発売日など

iPhone 16 Pro

iPhone 16 Proが発表されました!

ディスプレイはProが6.3インチ、Pro MAXが6.9インチです。

頑丈なチタニウム素材、カラーリングは4色。

バッテリーも増えました。特にPro MAXはiPhone史上最長のバッテリー持ちに。

iPhone 16 Proには新チップ「A18 Pro」が搭載され、“独自の機能”を提供するそう。

3nmプロセスルールで製造され、16コアのニューラルエンジンを搭載。生成AI─ AppleのAI「Apple Intelligece」を動作させるためです。

iPhone 15 Proに搭載されたA17 Proより、AI機能は15%〜高速・効率的に利用でき、レイトレーシングなどの美麗描画系機能も2倍のパフォーマンスで動作。CPUなども高速下しています。けっこう性能差大きそうです!

iPhone 16 Proのカメラ機能について。

48MP(4800万画素)のメイン・48MPの超広角・12MP(1200万画素)の5倍光学ズーム、という構成。

iPhone 16 ProにもiPhone 16に搭載された新ボタン「カメラコントロール」が搭載され、カメラアプリを起動したあと細かな撮影設定などにすぐアクセスできるようです。

iPhone 16 Proのビデオ機能について。

「シネマティックスローモーション」でさらにクリエイティブに。ドラマチックなスローモーション映像が流れてます。つまり4K120fpsで撮れるということですね。

マイクを4つ搭載しています。楽器の録音に最適そう。

ボイスメモでは音声を重ねどりできるように。ボイスメモで歌い手の声を録音、ヘッドホンを使うことでプロレベルの録音が。ミュージシャンには嬉しい機能ですね。

iPhoneで撮影されたThe Weekndのミュージックビデオが流れています。

いわく「普通のカメラと一緒、iPhoneだということを忘れる」とのこと。

「MagSafe」対応の新たなケースも紹介されてます。新しいカメラコントロールのボタンにももちろん対応。

iPhone 16 Proは、999ドル(128GBモデル)から。

iPhone 16 Pro Maxは、1099ドル(128GBモデル)から。

9月13日(金)に予約開始、9月20日発売です。

【iPhoneまとめ】これ見とけばOK。iPhone 16/Proの特徴・価格・発売日など

最後に発表されたものまとめ!

・iPhone 16&iPhone 16 Plus

・iPhone 16 Pro&iPhone 16 Pro Max

・AIrPods 4

・AirPods Max(USB-C)

・Apple Watch Series 10

・Apple Watch Ultra 2(サテンブラック)

・あとケースとかバンドとか

本日は以上です!お疲れ様でした。