軍用ライフルでも用いられる弾丸径5.69mmや7.82mmをはるかに上回る、ゾウやサイといった大型動物の狩猟で用いられる25.4mm口径の弾を使う「4ボアライフル」の弾丸発射の様子を、YouTuberのThe Slow Mo Guysがスローモーション撮影しています。

Massive 1 Inch WIDE bullet at 200,000 FPS - The Slow Mo Guys / ‪@KentuckyBallistics‬ - YouTube

登場したのはThe Slow Mo Guysのダン氏とガブ氏。そしてもう1人は「Kentucky Ballistics」のスコット氏。



Kentucky Ballisticsは数々の銃器レビューなどを行っているYouTubeチャンネルで、1年前に4ボアライフルを「最大のライフル」として紹介しています。

The 4 BORE Rifle (The Biggest Rifle EVER !!!) - YouTube

4ボアライフルがどれだけすごい威力のライフルなのか、ライフル射撃競技向けの7.8mm口径・.30-06スプリングフィールド弾を用いるライフルとの比較が行われています。ダン氏による.30-06ライフルの射撃の様子はこんな感じ。



一方、4ボアライフルだと射撃後に銃身が跳ね上がっています。



スローモーションで撮影された発射煙の勢いなども、.30-06ライフルとはまったく異なるのがわかります。



スコット氏が机の上に置いたバリスティックゲル(弾道ゼラチン)を撃つことに。



射撃後、ゼラチンは衝撃で机から落ちてしまいました。弾は直接机には当たっていないのですが、弾道が痕になって残っていました。



ゼラチンの中を横断する25.4mm弾の通過痕。



スローモーション撮影した映像を振り返る3人。



25.4mm弾に貫かれるゼラチンは震えるように飛び上がり、The Slow Mo Guysの2人も驚いたような様子でした。



ぐにゃんぐにゃんのゼラチンがどんな動きをするのか、そしてこのほかに.30-06ライフルと4ボアライフルで標的を撃ったときどんな差が出ているのか、ぜひThe Slow Mo Guysの動画で確認してみてください。