「放送大学」についての思いを語った麻木久仁子

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 テレビ朝日系「Qさま!!」でも活躍する女優・麻木久仁子(61)がこのほど、入学2年目となった放送大学についての思いを明かした。

【写真】学びのアンチエイジング効果も語った

 還暦を迎えた2023年に一念発起して放送大学に入学。2年目も継続して学んでおり、2024年度第1学期は「運動と健康(’22)」「リハビリテーション(’19)」「今日のメンタルヘルス(’23)」「地域・在宅看護論(’23)」を履修。成績は「『運動と健康(’22)』は『A』で、あとの3科目は『マルA』でした」と明かした。23年に受講した8科目はすべて「マルA」だったが、「運動は苦手でスポーツに熱中した経験がないから応用が効かなくて試験でも苦労しました」と振り返った。

 試験対策では“クイズ女王”ぶりもチラリ。「試験が近くなったらクイズ脳を働かせて対策をします。試験では、教科書に書いてあることは言ってしまえばすべて大事なことなのですが、先生はその中からどれかを捨てて問題を選ばないといけません。その配球を読む感じです」と明かした。さらに「『これは絶対に出るだろう』『逆にど真ん中すぎてこれは出ないのでは』などと考えるのですが、先生の話しぶりなどを見て、この先生は『ここが重要です』と言っていたところは出さずに2番目に重要なところを出すかもしれないなどと考えたりもします」と出題者との駆け引きがあるとも語った。

 10月スタートの第2学期では「高齢期を支える(’23)」、「グリーフサポートと死生学(’24)」、「公衆衛生(’24)」、「認知症と生きる(’21)」を受講。「科目群履修認証制度(放送大学エキスパート)」で認証状を取得する狙いもあるという。

 放送大学で1年半学んできた実感については「“学ぶ”ってすごく気持ちを若返らせるのだなと実感していますし、とてもよいアンチエイジングだなという気がするんです」と力説。面接授業にも出席したが「学生には私よりも10歳、20歳も年配の方もたくさんいました。でも、みなさん、本当に若いんです。楽しそうで、テンションも高いですし、学ぶことへのある種貪欲な意欲もお持ちで、質問をたくさんしていました」と学ぶ喜びがあることを語っていた。

●放送大学(文部科学省・総務省所管の通信制大学)は4月と10月の年2回、書類選考で入学可能。BS放送、ラジオ、ネットなどを通じて好きな時間に学習できることが特徴で、目的に合わせて、大学卒業(学位取得)を目指す「全科履修生」(最大10年間まで在学可能)、好きな科目だけ学べる「選科履修生」、「科目履修生」がある。

(よろず~ニュース編集部)