3シーズン連続の昇格もあり得る? イングランド5部から上げてきた話題のレクサムが3部でも快進撃の予感
現在イングランドの下位リーグで注目を集めているクラブの1つがレクサムだ。
2020年より俳優のライアン・レイノルズ氏、ロブ・マケルヘニー氏がクラブを買収したところから注目度がアップし、レクサムは積極的な補強を続けてきた。
その成果はすぐに表れることになり、2022-23シーズンに5部相当となるナショナルリーグで勝ち点111を稼いで優勝を果たし、4部相当のリーグ2への昇格が決定。さらに2023-24シーズンも勢いは続き、リーグ2で勝ち点88を稼いで2位に。2シーズン連続での昇格となり、今季から戦いの舞台は3部相当のリーグ1となった。
そして迎えた今季、レクサムはリーグ1でも快進撃を予感させている。ここまで4試合を戦い、3勝1分で勝ち点10を稼いでいるのだ。まだ序盤ではあるが、現時点で2位につけている。
英『Daily Star』にて、クラブOBのアンディ・モレル氏も3シーズン連続の昇格を期待していいかもとワクワク感を口にする。
「これまでとは異なり、レクサムがリーグ最大のクラブというわけではない。(リーグ1には)バーミンガム、ハダースフィールド、ボルトン、チャールトンなど他にも規模の大きいクラブがいくつかある。そこでトップ6に食い込み、プレイオフを勝ち抜くのは難しいと思っていた。でもレクサムの立ち上がりを見ると、彼らはコンディションが良さそうでシャープだ。先日のレディング戦ではポゼッション率が35%しかなかったけど、戦いは本当に良かった。彼らにはチャンスがあると思う」
一気に2部のプレミア・チャンピオンシップまで駒を進めるとなれば、レクサムはさらなる注目を集めるだろう。サポーターもリーグ1で戦えるとの手応えは早々に掴んだはずで、今季も快進撃は続くかもしれない。