チームメイトとハイタッチするバルベルデ(奥) photo/Getty Images

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今夏にはFWキリアン・ムバッペ、エンドリックが合流し、レアル・マドリードでは前線の組み合わせに話題が集まりがちだ。ただ、今のレアルで最重要プレイヤーと呼ばれる人物は別にいる。

スペイン『Mundo Deportivo』が絶賛するのは、今季よりトニ・クロースから背番号8を受け継いだMFフェデリコ・バルベルデだ。

これまでもバルベルデは重要戦力だったが、8番を背負う今季はさらに特別な存在だ。すっかりクラブのリーダーであり、同メディアは「バルベルデと他10人のチーム」とまで表現する。バルベルデだけは絶対に欠かせないとの評価だ。

今季もここまでリーグ戦4試合全てにフル出場していて、ジュード・ベリンガムにエドゥアルド・カマヴィンガも離脱している現在は絶対に外せない戦力となっている。その影響力はピッチ全体に及び、同メディアもトータル的な貢献度を評価する。

「彼はレアルにおける全能のMFだ。全ての守備アクションに関与し、攻撃でも中盤から飛び出してくる動きは危険だ。彼にはスピード、推進力があるため、今のレアルで中盤から相手の最終ラインを突破できる数少ない選手の1人となっている。アンチェロッティは彼に全幅の信頼を寄せており、バルベルデのいないレアルを想像するのは難しい」

アルダ・ギュレルやエンドリックといった若い戦力も躍動する中、バルベルデはそれをリーダーの立場から統率する存在だ。チームをまとめるうえでもバルベルデは絶対に欠かせない戦力と言えそうだ。