ソフトバンク、SoftBanの法人向け5G対応エントリースマホ「AQUOS wish4」を9月10日に発売!Android Enterprise Recommendedに対応
SoftBanの法人向け5G対応エントリースマホ「AQUOS wish4」が9月10日発売! |
ソフトバンクは3日、携帯電話サービス「SoftBank」の法人向け新商品として5G対応エントリースマートフォン(スマホ)「AQUOS wish4(型番:A403SH)」(Sharp製)を2024年9月10日(火)に発売すると発表しています。販売チャネルはSoftBankの法人窓口となっており、価格はオープンで、法人向けのレンタルサービスにも対応しています。
なお、SoftBankの法人向けモデルも特に他のメーカー版などとハードウェア的な違いはなく、本体色はブラックの1色のみで、法人向けとしてsXGPへの対応が訴求されているほか、Googleが提供するプログラム「Android Enterprise Recommended」に対応して定期的にセキュリティーパッチがアップデートされるため、ビジネスの場でスマホを簡単かつ安全に使用できます。
AQUOS wish4 A403SHはシャープが2021年12月より展開している“シンプルで飾らないスマホ”をコンセプトに開発したエントリー向け「AQUOS wish」シリーズの第4弾「AQUOS wish4」のSoftBank版で、画面が大型化しながらも割れにくくなり、電池持ちも大幅に向上したほか、新たに今季よりAQUOSブランドを刷新して同時に発表されたエントリースマホ「AQUOS R9」とともにデザイナーの三宅一成氏が設立した「miyake design」監修によるデザインに一新し、外観はリアカメラを囲う円でも四角でもない“自由曲線”と不揃いなレイアウトが印象的なシンプルさと存在感を併せ持つ独創的なデザインとなっています。
またさらりとした心地よい手触りの質感で、ナチュラルな風合いのカラーを採用し、引き続いて本体筐体に再生プラスチック材を約60%使用しているほか、サイドキーには再生アルミ材を100%使用し、本体の塗装には大気汚染の原因となる揮発性有機溶剤(Volatile Organic Compounds)の含有量を抑えた低VOC塗料を使用したことによって塗装剤を削減しており、シャープでは持続可能な社会を見据えてできることから取り組んでいるとしています。サイズは約167×76×8.8mm、質量は約190g。
防水(IPX5およびIPX8)や防塵(IP6X)に加えて耐衝撃をはじめとする米国国防総省基準(MIL-STD-810H、MIL-STD-810H)の18項目にも準拠して高温・低温環境や衝撃にも強く、汚れてもハンドソープでの洗浄やアルコール除菌シートでの拭く取りが可能なため、日常生活で気兼ねなく使えるようになっています。さらに新たに画面がコンクリート路面上への落下想定試験をクリアした強化ガラスで覆われており、外出先で不意に落としてしまっても割れにくい強度を実現しています。
ディスプレイは上部中央に水滴型ノッチ(切り欠き)を配置したアスペクト比9:20.15の縦長な約6.6インチHD+(720×1612ドット)TFT液晶(約1677万色表示)を搭載し、大きく見やすい表示で学習や調べものにもより便利に使えるようになり、リッチカラーテクノロジーモバイルやアウトドアビュー、リラックスビュー、最大90Hzリフレッシュレートに対応しています。またノッチ部分には1/4型の約800万画素CMOS/広角レンズ(F2.0、焦点距離26mm相当、画角78°)を内蔵し、マスクをしたままでも使える顔認証に対応したほか、生体認証としては側面指紋センサーを搭載しています。
スペック的には前機種「AQUOS wish3」と同様にチップセット(SoC)としてMediaTek製「Dimensity 700(型番:MT6761)」(オクタコアCPU「2.2GHz×2+2.0GHz×6」)を採用し、内蔵メモリー(RAM)が4GB(LPDDR4X)、内蔵ストレージが64GB(UFS 2.1)、外部ストレージがmicroSDXCカードスロット(最大1TB)で、AQUOS wishシリーズで最大容量となる5000mAhバッテリー(取外不可)を搭載し、充電が難しい外出先でも安心して使え、フル充電から1日1時間の利用なら1週間使用することが可能です。
リアカメラはAQUOS wish3と比べて約31%集光量がアップした1/2.76型の約5010万画素CMOS/広角レンズ(F1.8、焦点距離25mm相当、画角79°)で、独自の画質エンジン「ProPix lite」と合わせて夜景や人物の背景をぼかしたポートレートも美しく撮影でき、被写体やシーンに合わせて自動で撮影モードを選択する「AIオート」や暗所でも素早くピントを合わせる位相差AFにも対応しました。またフロントカメラもHDR撮影に対応し、シャッターボタンを画面内の押しやすい位置に動かせる「フローティングシャッター」と組み合わせて自撮りもこれまで以上に撮影しやすく綺麗な画質で楽しめるとのこと。
その他の仕様はおサイフケータイ(FeliCa)やNFC Type A/B、IEEE802.11a/b/g/n/ac準拠(2.4および5.xGHz)の無線LAN(Wi-Fi)、Bluetooth 5.3、急速充電(PD3.0)、USB Type-C端子、3.5mmイヤホンマイク端子、FMラジオ(ラジスマ対応)、位置情報取得(A-GNSS:GPS、GLONASS、BeiDou、Galileo、QZSSなど)、加速度センサー、照度センサー、ジャイロセンサー、電子コンパスなど。ワンセグやフルセグ、赤外線通信、ワイヤレス充電には非対応。
OSはAndroid 14をプリインストール。携帯電話ネットワークは5G NR方式のSub6に対応し、ミリ波や5G SAは対応せず、最大通信速度が5Gで下り1.5Gbpsおよび上り113Mbps、4Gで下り275Mbpsおよび上り46Mbpsとなっており、対応周波数帯は以下の通りで、SIMはnanoSIMカード(4FF)スロットが1つとeSIMのデュアルSIMデュアルVoLTE(DSDV)に対応しています。
5G NR: n1, n3, n28, n41, n77, n78, n79
4G LTE: Band 1, 2, 3, 5, 7, 8, 12, 17, 18, 19, 28, 38, 39 (sXGP), 40, 41
3G W-CDMA: Band I, V, VIII
2G GSM: 850, 900, 1800, 1900MHz
記事執筆:memn0ck
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