新潟記念を制したシンリョクカ(撮影:小金井邦祥)

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 1日、新潟競馬場で行われた第60回新潟記念(3歳上・GIII・芝2000m)は、2番手追走から先頭に立ってゴール前の争いを制した木幡初也騎手騎乗の8番人気シンリョクカ(牝4、美浦・竹内正洋厩舎)が、道中最後方から追い上げてきた3番人気セレシオン(牡5、栗東・友道康夫厩舎)にハナ差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分58秒0(良)。

 さらに1/2馬身差の3着に1番人気キングズパレス(牡5、美浦・戸田博文厩舎)が入った。なお、2番人気レッドラディエンス(牡5、栗東・友道康夫厩舎)は5着に終わった。

 勝ったシンリョクカは、父サトノダイヤモンド、母レイカーラ、その父キングカメハメハという血統。前走の福島牝馬Sでは3コーナーで転倒し競走中止、キ甲を骨折したが、復帰戦を見事勝利で飾り重賞初制覇を果たした。また、木幡初也騎手、竹内正洋調教師にとってもこれが初のJRA重賞勝利となった。

【勝ち馬プロフィール】
◆シンリョクカ(牝4)
騎手:木幡初也
厩舎:美浦・竹内正洋
父:サトノダイヤモンド
母:レイカーラ
母の父:キングカメハメハ
馬主:由井健太郎
生産者:下河辺牧場

【全着順】
1着 シンリョクカ 8人気
2着 セレシオン 3人気
3着 キングズパレス 1人気
4着 ゴールドプリンセス 7人気
5着 レッドラディエンス 2人気
6着 ファユエン 9人気
7着 エーデルブルーメ 4人気
8着 バラジ 10人気
9着 ジューンアヲニヨシ 6人気
10着 アリスヴェリテ 5人気
11着 アスクワイルドモア 11人気
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