24-25イタリア・セリエA第3節、ラツィオ対ACミラン。試合に臨むACミランのタミー・アブラハム(2024年8月31日撮影)。(c)TIZIANA FABI / AFP

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【AFP=時事】24-25イタリア・セリエAは31日、第3節の試合が行われ、ACミラン(AC Milan)はラツィオ(SS Lazio)と2-2で引き分けた。ナポリ(SSC Napoli)はデビュー戦となったロメルー・ルカク(Romelu Lukaku)の終了間際のゴールなどで10人のパルマ(Parma FC)を2-1で下した。

 ミランは序盤にストラヒニャ・パブロビッチ(Strahinja Pavlovic)のゴールで先制したが、バレンティン・カスティジャーノス(Valentin Castellanos)とブライェ・ディア(Boulaye Dia)に立て続けに得点を許して66分に逆転されると、開幕からの2節で不発に終わりこの日スタメンを外れた主力のラファエル・レオン(Rafael Leao)とテオ・エルナンデス(Theo Hernandez)を投入。

 その直後、エルナンデスと同じく途中出場のタミー・アブラハム(Tammy Abraham)の連携から最後はレオンが同点のゴールネットを揺らし、引き分けに持ち込んだ。ASローマ(AS Roma)から前日にローン移籍で加入したアブラハムにとっては、ミランでのデビュー戦でのアシスト記録となった。

 しかし、ミランは勝ち点2の14位となっており、パウロ・フォンセカ(Paulo Fonseca)新監督の下でファンが期待していたのとは程遠いスタートとなっている。

 パルマは19分にPKでナポリに先制したが、75分にGK鈴木彩艶(Zion Suzuki)が2枚目のイエローカードで退場。すでに交代枠を使い切っていた中で残り30分近くを1人少ない状況で戦うことになったパルマに対し、ナポリはイングランド・プレミアリーグのチェルシー(Chelsea)から加入したばかりのルカクが後半アディショナルタイム2分にチームを救う同点ゴールを決めると、同6分にアンドレフランク・ザンボ・アンギサ(Andre-Frank Zambo Anguissa)がヘディングシュートをたたき込み、劇的な勝利を収めた。

 ナポリは開幕3試合で2勝目を挙げ、4位としている。

【翻訳編集】AFPBB News

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