8000Paの強力吸引と高速振動モップで部屋をきれいに磨き上げてくれる自動ゴミ収集ステーション付きロボット掃除機「ECOVACS DEEBOT N20 PRO PLUS」を使ってみた
家庭用ロボットメーカー「ECOVACS」のロボット掃除機「DEEBOT N20 PRO PLUS」は、ゴミを吸引するだけではなく、OZMO Pro 2.0 振動モップ システムによってこびりついたような汚れも拭い取ってくれます。さらに、ECOVACSとして初となる、紙パックを使わない「PureCyclone自動集塵ステーション」が付属して、簡単に取り扱えて部屋をきれいに維持してくれます。実際にどのような掃除機なのか、使ってみました。
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外箱はこんな感じ。
開封したところに内容物一覧とクイックスタートガイドが表示されています。
内容物一覧。奥の左側からロボット掃除機本体、自動ゴミ収集ステーション、ベース。手前左側からOZMO Pro 2.0 振動モップシステム、洗えるモップパッド、サイドブラシ、取扱説明書や保証書類です。
使用準備を行っていきます。まずは本体を裏返してサイドブラシを取り付けます。
続いて表向きに戻して、天面トップカバーを外します。
バンパー部分に緩衝材が取り付けられているので、取り除きます。
これで本体の動作準備は完了。正面の黒い部分に障害物回避モジュールを内蔵しています。
背面側はこんな感じで、中央の青いパーツは吸引モジュールのリリースボタン。その左右に充電端子があります。
底面もオーソドックスなロボット掃除機といった印象。大きな駆動ホイールが左右に2つあり、前方には自由に動くユニバーサルホイールが1つ。中央にブラシがあり、駆動ホイールの外側に落下防止センサーがあります。
重さは3.7kgです。
続いて自動ゴミ収集ステーションの準備。ベースは端のツメ部分を自動ゴミ収集ステーションの底に引っかける仕組みなので、先にベースを設置したい場所に置いてからステーションを合わせるのがベターです。
ステーションの充電端子周辺はこんな感じ。
ステーション背面にはボタン類はありません。
天面にある青いボタンはボックスリリースボタン。
押しながら右側に傾けるとダストボックスが外れます。
重さは全体で4.6kg。
側面5cm以上、前方80cm以上の余裕を持って設置すればOK。
ロボット本体のボタンでもマッピングや掃除の実行は可能ですが、利用可能なすべての機能を活用するために「ECOVACS HOME」アプリのインストールとペアリングを行います。
アプリはiOS版とAndroid版が用意されています。今回はAndroid版アプリを利用しています。
「ECOVACS HOME」をApp Storeで
https://apps.apple.com/jp/app/ecovacs-home/id1329458504
ECOVACS HOME - Google Play のアプリ
https://play.google.com/store/apps/details?id=com.eco.global.app&hl=ja
ECOVACS HOMEアプリのインストールを行います。過去にECOVACSの端末を使ったことがない場合、ホーム画面には端末が登録されていないので「スキャンして接続する」をタップ。
アプリに接続済み端末がある場合、ホーム画面には端末情報が表示されているので、右上にある[-]のような形状のアイコンをタップ。
アプリがスキャン画面になるので、本体のトップカバーを外したところにあるQRコードを読み取ります。
接続するWi-FiのSSIDとパスを入力して「次へ」をタップ。注意書きの通り、2.4GHz帯対応である必要があります。
注意のダイアログが表示される場合「続行」をタップ。
アプリに従って本体の電源を入れ、チェックボックスにチェックを入れて「次へ」をタップ。
「接続」をタップ。
接続が完了したら、ロボットに名前をつけます。特にない場合、空欄にしておくと「DEEBOT N20 PRO PLUS」になります。名前を決めたら「完了」をタップ。
タイムゾーンと言語を設定して「入る」をタップ。
「了解しました」をタップ。
本体がスタンバイできたので、「自宅をマッピングする」をタップして部屋のマッピングをしてもらいます。
マッピングは部屋の大きさによりますが、今回の場合は3分ほどで完了しました。
清掃は「オート」「部屋」「ゾーン」の3種類があります。
「部屋」は複数の部屋があるときに、特定の部屋だけを掃除可能。
「ゾーン」はさらに細かく、1.0m×1.0m以上のカスタムエリアを掃除できます。
上にスワイプするとそれぞれ「吸引力」「水量」「モップ振動数」「清掃回数」の変更が可能。
ということで、実際に部屋を掃除してもらうことにしました。
清掃してもらう場合は、ホーム画面で「DEEBOT N20 PRO PLUS」を選んだ状態で「清掃を開始する」をタップすればOK。
3種類の清掃メニューから選びたい場合は「ロボット制御」をタップ。
するとマッピングされた部屋とともに清掃メニューが表示されます。
清掃開始時、ロボットはオート清掃であれば「掃除機がけを始めて」のように、規定のセリフを発します。吸引モードは4種類あるので、動作時の音がどれぐらい異なるのか切り替えつつ、ステーションに帰還し、ダストボックス内のゴミが収集されるところまで動かしてみたのが以下のムービーです。1段階ごとに動作音が如実に変化するので、在宅時に使うなら「静音」や「標準」、不在時に使うなら「強力」や「最大+」と使い分けるのがよさそう。
「DEEBOT N20 PRO PLUS」の4種類の吸引力を切り替えてみた - YouTube
本体後部のモジュールを取り替えると、水拭きも可能です。振動モップシステムには最初からモップパッドが取り付けられています。
使用前にモジュール上部の水注入口を開けて給水します。タンク容量は180ml。
振動モップシステム装着時の見た目はこんな感じ、モップパッド部分がぴたっと地面に接しています。
以下はモップがけしたときの様子。吸引力とモップ振動数を途中で切り替えています。本体が細かく揺れているのがモップがけ時の特徴。モップがけは「低騒音」と「標準」を選べるのですが、どちらでも吸引音が標準以上のときにはほぼ聞こえなくなるので、静音動作時にどうするかを選ぶのがよさそうです。
「DEEBOT N20 PRO PLUS」でモップがけしてみた - YouTube
なお、モップ着用でステーションに戻ると、アプリで以下のように「クリーニングモッププレートを外してください」という警告ダイアログが表示されるので、吸引モジュールに付け替えて充電を行ってください。
掃除が終わると、ダストボックス内のゴミは自動的にステーションに回収されます。ステーションのダストボックスはワンタッチで取り外し可能で、底部も同じようにレバーを引くだけで全開になるので、手を汚すことなく収集したゴミを廃棄できます。
ゴミ収集ステーションつきのロボット掃除機も増えてきましたが、DEEBOT N20 PRO PLUSはロボット掃除機として定番の機能を押さえているという前提に加えて、ステーションが比較的小型で設置しやすいというのも特徴的。そして、紙パック方式ではないのでこまめに面倒を見る必要がなく、ステーションが集めたゴミを捨てるときもワンタッチで衛生的に廃棄可能です。
本体の吸引力は4種類から選べて、使用時の環境に配慮した使い分けが可能。ブラシに帯電防止のV字型毛ブラシを採用しているほか、独自のZero-Tangle(ゼロタングル)テクノロジーを搭載し、2つの櫛歯アレイ構造によって、髪の毛のようなゴミでも絡まることなくスムーズに吸引できる仕組みになっています。吸引力は8000Paで、カーペットでも使用可能。
そして、モジュール交換でモップがけも可能になっているのもうれしいところ。毎分480回の高速振動で汚れをしっかりと拭き取ってくれます。
使ってみた感じ、日常使いのロボット掃除機として不足のない性能を持っていると感じました。税込6万9800円という価格でこのパフォーマンスを発揮してくれるのは「ありがたい」としか言いようがないです。
DEEBOT N20 PRO PLUSは税込6万9800円で、Amazon.co.jpなどで販売されています。さらに、2024年8月29日(木)9時から2024年9月4日(水)23時59分まで、「Amazonスマイルセール」としてセール特価の5万8800円で購入可能。
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