暑い夏の夜だって快眠したい!無印良品の「ひんやり 薄掛ふとん」でエアコンの寝冷えとおさらばした話
<&GP編集部員が買ってみた!使ってみた!>
猛暑が続く世の中になってだいぶ経つような気がしますが、特に辛いのが夜中の暑さ。生ぬるいを通り越して暑い空気が日が暮れても漂うため、就寝中もエアコン無しには生活できません。
ただ、エアコンをかけているからと言って快眠できるかというとまた微妙なところで、エアコンによる寝冷えがなかなかにしんどい。そんな寝冷えのスリップダメージに耐え続けた今夏、8月も半ばに差し掛かったところで「もう無理!!」とネットの海に漕ぎ出してみたら見つけたのが無印良品の「ひんやり 薄掛ふとん/S」(5990
円)。
無印良品のECサイトで☆4.7(執筆時点)を得ているこの掛ふとん。使ってみて分かったのは、一晩中かけていても暑くも寒くもないちょうどいい塩梅の“厚み”と、しっかり包んでくれるけどまとわりつかない“肌離れの良さ”でした。
これまで夏の間はタオルケットを掛ふとんの代わりに使用してきましたが、タオルケットでちょうどいい27℃にエアコンを設定すると、寝ている内に体温が上がって暑さで目が覚めてしまい、快適に眠りやすい26℃設定でかけて寝ると肌寒くて目が覚める。いっそのこと24℃設定で、オールシーズン用の掛ふとんで寝てみるも、普通に暑くて無理! なんてことを繰り返してきました。
そこで導入した「ひんやり 薄掛ふとん/S」は、寝冷えをキレイに解消してくれました。思うに、生地の吸い付くような感覚やしなやかさ、1.2kgほどの絶妙な重さがいい仕事をしてくれていそう。
体にかけると、全身にしっかりとかかってくれると言いますか、体全体をかなり優しく包んでくれます。表地の柔らかさがとても気持ちよく、寝返りを打ってもしっかりくっついてくれます。個人的にこの世で最も気持ちの良い瞬間は、“旅館の布団に足を通したときのシーツの柔らかさ”だと思っているんですが、それに近い心地よさがありますね。
接触冷感素材が使われているのも寝返りを打った際の快適さに繋がっているような気がします。この素材のおかげか、肌離れが非常によく、体に密着していてもベタついたりしません。なので、寝ている際の体の動きに追従してくれながらも、まとわりつくような感覚はなく、サラッとした寝心地が続きます。重さは感じないのに、体が包まれているって結構不思議。
また、肝心の暑さ寒さですが、これも絶妙な仕上がり。できればエアコン26℃設定で寝たいがタオルケットだと寒い、オールシーズン布団では厚いとは前述の通り。この「ひんやり 薄掛ふとん/S」は、26℃設定でドンピシャ。寒くて起きてしまわないというだけでなく、暑くなって布団を剥がして寒くて起きる悪循環もなく、寝入りから寝起きまで通してかけて眠れるように。実際に体にかけて「えぇ?この厚みで寒くない?大丈夫?」と不安になったのは最初だけでした。
なお、ベッドからズレ落ちにくいというのも地味に嬉しい。寝返りや暑くなって剥いでしまって、朝起きたらベッドから落ちがち、というのが夏用掛ふとんの悲しい性(さが)ですが、前述の体を包み込む素材感に加えて幅が140cmもあるため、ベッドから落ちにくいように感じます。うっかりベッド下に落ちて汚れてしまうなんて心配もありません。
長さが190cm・幅140cmのシングルサイズと、長さ200cm・幅180cmのダブルサイズ(7990円)の2サイズ。カラーはこの記事のブルーとライトグレー・ベージュの3カラー展開。洗濯機でのセルフクリーニングOKというのも夏の寝具としてはありがたい。
まだまだ暑い、夏の夜。エアコンの寝冷えに悩んでいる人は一考の価値、あります。
>> 無印良品
<取材・文/山口健壱(&GP)>
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